概要
脳髄を蝕む底鳴りと死臭。幻の村で、貴方の常識は崩壊する。
九尾の巫女らに敗れ、心臓を貫かれた死霊術師・骨堂冥翁。彼は霊体となり追跡を逃れ、時空の歪む幻の集落「哭沢村」へ辿り着く。そこは地底の「底鳴りの主」が支配し、巫女・幽月雫音と番人・忌束猟牙が掟を守る異界だった。審問を受け幽閉された冥翁は、半影憑き・浅葱螢と接触しつつ、廃屋に籠る怨念を吸収し復活の機を窺う。やがて肉体再生の「魂魄練成の儀」が始まるが、冥翁は「底鳴りの主」の力と共鳴。村の穢れ、特技研の放射性廃棄物、胎児の骸をも取り込み、冒涜的な異形の肉体を得て復活を遂げる。冥翁という新たな「穢れの核」を得た哭沢村は、より深い狂気へ沈む。その一部始終を、ジャーナリスト・鴉羽迅が目撃していた。
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