「高校の日常」を含む小説

俺には嫌いな奴がいる。 そいつはいつも大人しく教室の隅で本をひらいていた。 そう、いわゆる”根暗な奴” 木山高校　２年４組　須川与一（すがわ よいち） これはその俺が嫌いな奴の名…

放課後の夕方。 校庭で響く運動部の掛け声がかすかに聞こえる、旧校舎の一室。 もとは教室で、いまはミス研の部室として使われているこの場所で、私、坂本真珠（さかもと　まり）と友人にし…

　夜、寝てるとな？ いきなりベッドの中に幼馴染がいるんだよ。 ――羨ましいって？ そりゃあ彼女も女友達もいないお前ならそうだろうさ。 でもな？毎日だぞ？ 毎日寝てるといきなり幼馴…

神様に出会った少年は、自分の運命を告げられる。 「およそ100年後、この世界は滅びます。あなたが地球を救うのです」 少年は答えた。 「へーそうなんですか？」 とにかく、やる気の…

ある日、僕はコンビニで買い物をし、満足と共に帰路についた。 何も考えることなく、ただただ歩みを進める。 そんな無色で寂しい、真っ白なキャンバスのような生活は一瞬で終わりを迎える…

高校生活に焦点をあてて書いていきます。皆様の高校時代を思い出しながら、そして比べながら楽しんでくださればと思います。 主人公視点で物語を展開させ、一話あたり約500文字程度で進行…

暗黒時代の中学生活を持つ青山直樹が高校て一目惚れした先輩は中々厄介な人だった？！ オタクの後輩と完全無欠の先輩によるのちょっぴり可笑しい純愛系！

二路橋高校の生徒会長である橋谷恭司は、悪癖を持っていた。余裕が出来ると悪戯を仕掛けてくるのである。文化祭を間近に控え、生徒会の面々が忙しなく働く中、今日も会長が邪魔をする。 （…