「短編 妖怪」を含む小説

　町の中をふらふらしていた座敷童子の女の子は、ぬらりひょんに勧められて、やっとある家に取り憑く。そこで一人暮らすおじいさんと変わり映えのない毎日を送っていたが、ある冬の日に……。…

身動き取れないほど満員の通勤電車に乗った私は、ワイヤレスイヤホンを片方落としてしまう。なんとかしゃがみ込んでイヤホンを拾おうとしたその時、何者かの黒い手がそれを奪い去っていった……

西も東も剣と魔法の世界。 舞台は東側の大陸、華の国。 主人公の少年、来招福は押しかけ女房の狐 の妖怪である金鈴と寂れた寒村に辿り着く。 泊まろうとは言った村に一件しかない宿…

こんなに早く死ぬつもりはなかった。 ただでさえ妖怪より短い寿命の花嫁が、最後に仕掛けたもの。 「あの女、やりやがった！」

憧れの女性を食事に誘ったけど、サイゼリアはありえないとふられました。傷心の僕はたまたま見つけた結婚相談所に入会することに。そこで尺菜毛八千代という背の高い和風美人を紹介される。な…

十二月から流行病として流行っている『妖怪病』。 これは、謎の病が流行っている中、男が書き記した九日間の日記。 年末年始、皆さんも男の日記と一日一日過ごしていきましょう。

ひねくれた河童の妖怪と夢見がちな女子高生が、消えた左腕を取り戻しに行くお話です。

神と人と妖怪が住まう日の国。 そんな世界の日常の一編。

急な悪天候によって下山出来ず、山小屋で夜を明かすことになった父子。真夜中、寒さに震えて目を覚ました息子――美濃吉は、その小屋にもう一人いることに気が付いた。

主に学校を舞台にした短編ホラー。ちょっと残酷な感じのものから、妖怪、ほのぼのファンタジー、ＳＦ風味など、書き溜めたものを一話ずつ上げていく予定です。 冬休みが近づいてきました。冬…

昔、本姫という本好きのお姫様がいました。 そのお姫様のお墓の上に建てられた石碑に耳を当てると本を読んでいる声が聞こえると言います。 孝司達はそのお寺の近くの公園から誰もいないのに…

四辻町四丁目の朱雀庵の1話をカクヨムコン短編に応募するために書き直しました。 ホラーあり、青春ありの心温まる作品です。 続きが気になる方は、こちらからどうぞ。 https://k…

都内で起きた密室殺人。 被害者が殺された寝室には、二重に鍵がかけられており、さらにその隣で奥さんが寝ていた。果たして犯人は……。

借金取りの用心棒が、お茶をすすめながら多重債務者に語った話。

雪女のお雪は、山に迷い込んだ木こりの青年と出会う。これまで誰一人として生きて帰すことのなかったお雪だが、その男だけは殺さずにおいた。ただし、「誰にも話すな」という約束を押し付けて…

遊神来夏（ゆがみ・らいか）。 彼女の素性を知る者はいない──。 獣に獣道があるように、人間にも人の道がある。 けれど来夏は人の姿でありながら、あやかしの道を飄々と歩む。 その轍…

勤めていた会社が倒産し、ニートになった僕は趣味であるイラストに没頭していた。女体化ぬらりひょんを投稿すると僕の部屋に彼女があらわれた。ぬらりひょんは僕の嫁になるという。