「初恋／恋愛」を含む小説

一瞬だけ潮の香りが強くなり、風は涼しさを帯びて通り去っていく。 俺の瞳に映ったのは。 ｢ふふん〜……ふんっふふ〜♪……｣ ｢っ……｣ ラムネ瓶を片手に鼻歌を歌…

バレンタインに出会ったのは、眼鏡の奥で実験に夢中な男の子。 恋なんて関係ないと思っていた私が、気づけば毎日のように化学部へ。 ゆっくり近づいていく、静かで優しいふたりの距離感に、…

【今も思い出すと胸が詰まる初恋のウタ】

「またね……」また明日、必ず会うと約束する言葉。でも、いつか言えなくなる日がくる言葉。 空と海だけの風景が広がる美術館の広場で出会った、17歳の晴海と16歳の蒼子。出会った瞬間、…

桜ヶ丘学園には奇妙な校則がある。 「告白は生涯一度きり。失敗したら相手の記憶から消える」 告白権を手にした藤宮陽太（16）は、幼なじみの月城詩織への想いを伝えられずにいた。 し…

憧れの人である"あのひと"が、いつも飲んでいる缶コーヒー。女子高生の鈴は、学校が終わると、帰り道にある"いつもの自動販売機"で、その"缶コーヒー"を買っていた……。だけどその日は…

学生から社会人まで。恋のはじまりを描いた短編集です。

地味で垢ぬけない女子大生・結城紗枝は、駅前の小さなパン屋でアルバイト中。 いつものようにレジに立っていたある日、現れたのは金髪の青年・大迫修哉。見た目はちょっと怖いけど、実は真面…

春奈優里亜。 5歳からの病気でJKになれなかった。 かつての初恋相手は、担当医となって目の前に現れた。春馬先生―。 でも――再会できた時間は、あと“1ヶ月”。 余命を知りながら…

　あの日、僕は彼女と出会った。大人の女性で、たまに少女のような可愛らしさがある彼女。 　あの日、私は彼と出逢った。歳のわりに大人びていて、そのくせ普通の事に心底悩む不思議君。 …

所謂セフレとよばれる関係の彼を好きになってしまった女の子の物語。 山田　朝陽　18才。 思春期真っ只中の普通の女の子。 セフレがいるだけの普通の女の子。 そんな朝陽が彼との…

カクヨム短歌賞一首部門応募作

夏期講習の帰り道。突然の豪雨に見舞われた私は、パン屋の軒先ん逃げ込んだ。それは、幼馴染の男子のうちで……。高校生の淡い恋模様です💖

入学式当日、地味で恋に不慣れな女子高生 一色あやは、親友の清水みほに誘われて“異世界の高校”へ留学することに！ 辿りついた教室で、あやの隣に座っていたのは 銀髪で、竜人界のプリン…

中学二年生の星野雫。彼女の宝物は、初恋の人・太陽の絵でいっぱいの古いスケッチブック。 小学校卒業と同時に遠くへ引っ越してしまった彼に、伝えられなかった「好き」の言葉。 「もう会え…

テーマは起承転結の起で終わる物語があってもいい。 文学少女は、どの様に色を失い、どの様に色を取り戻すのか。 彼との出会いまでが描かれるそんな作品。 文学少女の容姿はおろか、…

【カクヨム短歌賞　10首連作部門】 　 　たぶん彼はもう覚えていない。 　私だって偶に思い出すくらい。 　でも偶に思い出しちゃうってことは、やっぱり好きだったんだよね。

短歌はじめて書きました。 お気づきだろうか？　百　　合　　で　　す( ^)o(^ ) 女子は学ランじゃないからね！ それはそうと、書いてて体育館シューズのキュッキュッってなる…

放課後、降り出した雨の中、 彼女は教室に傘を忘れて帰った。 何気なく拾ったその傘と、ポケットにしまっていた一枚の紙切れ。 「たまには、名前で呼んでほしいな」 追いかける坂道、言葉…