「ショート短編」を含む小説

海の粉。 それは、降ってきた雪が海の上に広がって、キラキラ光る幻想的な景色。 私は、一度だけその景色を見たことがある。

上司のパワハラに耐えかねた男は、退職代行サービスを利用して会社を辞めることを考える。 しかし、ネットで検索をかけてみると、自分そっくりのロボットを派遣するという、『あなた代行』な…

１話完結の怖い話。 サッと読める短編集。

祖母の介護をする四十男・春一（はるいち）にまつわるちょっと奇妙なお話しです。

あれは何だったのだろうという昭和の教室の片隅で

ある少年は、困っていた。毎晩毎晩、あることが起きる…そしてそれについて夜、考えていると、… （一話ごとに完結です）

過酷な職場と噂の地獄に配属された僕。 しかしそこは、思っていたよりも悪いところではなかった。

父と娘。 妻に先立たれてから15年。 繰り返されてきた夕餉の時間。

放課後には幽霊が出る、そんな噂が立っていた。2人のセーラー服の少女は、青春と悩み、そして……たんぽぽの話をする。これはきっと、やさしい祓い屋のはじまりの物語。 暁に現れる者よ、…

ラジオアプリSpoonにて、うるうさん主催の【200字文庫ジャスト】という企画に際して執筆した作品群です。

「全てのサバには魚の権利が存在します。その魚の権利とはサバの死後も尊重されなくてはなりません。あなたの様なハゲの中年がサバを食べてサバの名誉を傷付ける事などあってはならないのです…

僕らはお互いの気持ちを夜空に溶かしながら生きている 例え、それが滑稽だと笑われたとしても 少しシリアスだけど等身大で、大切で、かけがえのない時間のお話です

山賊焼きの由来を勝手に妄想して書きました。

ストーカー被害に遭ったことはありますか？それとも、加害者ですか？

【コメディです】漢方医の先生が、新薬が出来たと興奮している。それはどんな薬なのだろうか。

ペンギンＳＦアンソロジーに参加予定で参加できなかった作品です。大遅刻でペンギンSFを名乗っていいのかわかりませんが、気持ちはペンギンsfのつもりです https://kakuy…

「君の瞳に、乾杯！」 そんな歯の浮くような台詞を口にしたばかりに、本当に歯が浮いてきた男。 そうなると何もかもが文字どおりに起こるようになって……。 ※この小品はブログ【泣きな…