「カクヨムコン(短編)」を含む小説

140字前後で綴られる『キョウキ』に満ちた薔薇色の人生を、是非最後まで。

望んだ形の家族を得られず、精神を病み引きこもる妻、笑美(えみ)。 それをどうにもできないまま日々仕事をこなす拓真(たくま)。 ある日、義母から笑美が家にいないという衝撃的な電話を…

詩集にすれば1万字を超え、一編の詩であれば４百字以下になることもあり、カクヨムコン短編に応募するために４百字を超えたものだけを一編、コンテストに寄り添わさせていただきました。

薄暗い部屋、壊れかけのテレビからテレビ頭が出てきた。 クロノヒョウ様　お題でカクコン挑戦企画⑤ https://kakuyomu.jp/user_events/16818093…

僕の家族は妻と幼い娘。 小学生の頃から好きだった水泳を三十まで続けてきた。僕は一度たりとも表彰台に乗ることは出来なかったけど、いつかはオリンピックの舞台立つと思って小学生からずっ…

礼和の時代から300年余りが過ぎたーーーー。 日常の全てを大日本国中央政府機関によって管理され、あらゆることを監視、盗聴されるAI搭載型の防犯カメラが占拠する時代。 高校生の本郷…

彼と付き合ったこの二ヶ月、幸せだったけれど、いつもどこか寂しさが付きまとっていた気がする。 まるで、平行線を並んで歩いているような感じだった。 彼は洋楽が好きだった。 ミス…

高校の手紙部に所属している早瀬野乃花は、ある日の放課後手紙の仕分けをしていたとき『この手紙をキミへ』と書かれた送り主不明の手紙を見つける。 手紙──それは心と心の交換日記。 …

自分の才能の無さを悲観して、画家の道を諦めた南　夏音は、派遣社員として、職場を転々としていた。ある日、夏音は、3ヶ月契約で派遣された運送会社で、昔の恋人、橋本来斗と再会する。 …

ウリムタの夜は黒く深い。二つの月が隠れる双新月の刻、ゼゼル鬼が現れて黒い箱を引く。黒い箱の中身はウリムタの未来。 ウリムタの夜祭りは若い衆がゼゼル鬼の仮面をかぶり、黒い箱を引いて…

雪原の何処かに夢を叶えてくれる青色の薔薇がある…そんな話があった。 エリーは2年前、行方不明となった兄と無事に再会したいという気持ちから青色の薔薇を探しにエリーは雪原に向かうと決…

薔薇色なんてロマンティックだな…と思ったけどホラーにしかできませんでした。悲しいね

ダイバースピンオフ最新作。 お題で執筆『薔薇色』 美桜が営む美容室 La Clarte [ラ・クラルテ] その店の前をある人物が毎日通るようになった。 そのある人物とは···

船形泉子は女子高生である。 彼女には一つの目標がある。 「怪談師にわたしはなる！」 そんなちょっとだけ怖い話シリーズ。 創作フェス向け連作短編です。

魔法使いの名門であるヴェスティリス家に生まれたルーシャス。彼も一族の名に恥じぬ素質を持っていたが、その属性は魔王の生まれ変わりとされる闇属性であった。 名家にあってはならぬ存在だ…

　田島家は、傍系とは言え術者の家系なので、外見・所作からその力を見破られることは稀だが、魔力・霊力に敏感な者の警戒は避け得ない。 　故に、魔力・霊力が上がったら、速やかに相応する…

格ゲーマー女子との恋愛は、超反応CPUボスキャラ戦くらい理不尽だ。

「ついに完成したわね。助手くん」 「ええ。世紀の発明をしてしまいましたね博士」 　大学の化学研究室にて１組の男女が怪しげに笑い合っている。 　白衣の女性は１つ上の先輩で通称『…

　バイトのシフト間違いで、突然できた休日には、ちょうどやることがなかった。部活があると友達にもフラれた。 　そんな時、塾の後輩平野結奈（ひらのゆな）とテスト勝負していることを思い…

確実に技をラーニングする為にひたすら攻撃を受けまくる少年と、そこに回復薬を投げまくる少女の、歪な冒険譚。