「『館』」を含む小説

モキュメンタリーホラー「これ、誰？」 オカルト雑誌xxxの編集部は現在引っ越し作業中。片付けの際、10数年前に退職したオカルトライターが遺した古いノートパソコンから、当時の取材…

【事前知識】 玉緒▶︎元人間の男⇒妖怪(がしゃどくろ)のTS娘。秀二の嫁。 秀二▶︎読心の能力がある覚の妖怪。ヤンデレ。映画館のオーナー。 宗谷▶︎玉緒の人間時代に餌付けされた化…

売れない小説家、画噺人生｟えばなしとき｠は雑誌掲載用の小説を書いていたが、なかなか筆が進まずに困っていた。 そんな時、決まって彼女は 「物語なんて家から出ればたくさん落ちてい…

ある日、桐堂春希はたまたま引いた福引で当てた世界一周旅行に出向く。 しかし、就航した船で突如爆発が発生。 船から投げ出され、無人島に漂着するとそこで、ゾンビと遭遇し、ある館を発見…

霧に閉ざされた黄昏館。 黒崎探偵事務所の面々が招かれた推理劇は、異界の儀式と犠牲者の連鎖だった。観測する者は魂を奪われ、忘却が支配する。果たして真実に辿り着けるのか――。 推理…

夢に見てうわってなった思い出。

　就職を機に地方都市へ移り住んだ二十代の女性・篠原澄玲は、機械部品商社の営業として働き始めて三年が経った。日々の仕事に追われ、社会に適応しようと必死になるあまり、かつて心の支えだ…

　大反乱により王位を追われたアニロンの若き君主センゲ、将軍ンガワン、そしてツェタルにセルラーパの三人と一頭は、中つ国の南へ落ち延びた。 　南域領主ヨグの妻ゼーデーマに助けられ…

本篇主人公・亜耶を取り巻く人々の物語。 女御館に放たれた窺見・忍見の真耶佳への恋など。 本篇完結後に増やして行きます。

※短編はどこから読んでも大丈夫です。 　ナンバーは飾りです。 次元の狭間、最果ての雪原に建つ迷宮館。 あらゆる世界に繋がる、どこでもない場所。 記憶を無くした迷子の男と二人の少…

ベアトリスは、オメガである弟の学費を支援するため、“ホルムオークの館”でナニーとして働くことを決める。 しかし、その謎めいた屋敷に足を踏み入れて間もなく、奇妙な出来事に次々と巻き…

備忘録的に、映画館で見た映画の感想をまとめていくエッセイでした。 文字数に「10行前後」と制限を設けて。 ネタバレは極力しないように。 映画の悪口も極力言わないように。 ゆる…

文久三年、江戸・玄武館。道場娘の千葉佐那は、刃を抜かず人を護る剣を信じていた。 雨夜、京ことばの密偵・紅蓮椛を匿った瞬間、彼女の剣は歴史に触れる。 追う浪士、迫る検分、新選組の眼…

戦後日本の財界に『白石帝国』の名を轟かす白石一族。宗家の一粒種である白石千草（しろいしちぐさ）は幼少期から何十人もの取り巻きに囲まれて暮らしてきた。 八木沢（やぎさわ）少年もそ…

美濃・稲葉山。 山上の館が増築され始めた年、濃姫は父・道三に連れられ、 初めて浅葱色の渡り蝶──アサギマダラの南下を見る。 生き物好きの彼女は、すぐにその不思議にとり憑かれた。…

「せんせい、おててつないでいい？」 地方都市の公民館で開かれる「おあそびきょうしつ」。 若い保育士のミサキは、いつも一人でいる5歳の少女・ゆいが気になっていた。 ゆいは他の子…

蒼い月の夜――荊棘の館の主が語るのは かつて滅びた星落の都《セレストリア》にまつわる“記憶”の物語。 世界を終わらせると伝えられた禁書《零の書》。 その封印が、悠久の書架都市ア…

　X上にて、綺想編纂館（朧）さんが開催しております、「文披31題」に参加しています。 　7月1日から7月31日にかけて、1日ひとつのお題で参加していくという小説企画です。 　私…

世界を“デート感覚”で創った神夫婦・イザナギとイザナミ。 最後の子ども・火の神カグツチの出産で、イザナミは世界で最初の「死」を迎え、黄泉の国へ落ちてしまう。 しかしイザナミはそこ…

誰だって、変わりたいと願うことがあるだろう。 もっとうまく話せたら。もっと強気になれたら。もっと、輝くような「誰か」になれたら。 天草裕翔にとって、それは叶わない夢のはずだった…