「短編 警察」を含む小説

特殊事件捜査係所属の杜若盧作（かきつばたろうさく）は、絵画展にて盗作犯の疑いを掛けられる。また、そこに偶然一緒に過ごしていた杜若の友人、イラストレーターを生業としてる影塚陽一（か…

　その死体が見つかったのは、兎我野市北部、鳥刻峠キャンプ場だった。 　樹齢500年を越えると言われる大銀杏《おおいちょう》の頂に、散り始めた紅葉に混じってその死体はあった。 　ぽ…

人は誰しも秘密を持っている。 ある者は身分を隠す公安警察、ある者は他国から潜入したスパイ、ある者は金さえもらえば誰でも消す殺し屋、ある者は百戦錬磨の怪盗、ある者は悪と戦う変身ヒー…

おばあちゃんがいなくなった

『生死の境が薄い町』こと泉中町には、その性質上起きうるトラブルを解決するため、彼岸問題対策係(通称:ヒタイ)が存在していた。 これはその係に所属する1人の生者と1人の死者のある月…

朝起きて挨拶すると睨まれ。罵声が飛んでくることもある。 自宅内に居ると突然泥棒と思われ警察を呼ばれそうになることもある。 家族で食事をしていても。雑談をしていても。俺のことを存在…

登場人物は著者である”私”と私の実の両親含む一家のお話。 幼少期の私は自分の親はいつも笑顔を大切にしていて家族みんなで楽しむことをたくさん計画していた。そんな両親や家族のことが大…

夏織は拝み屋で、舞をもって神や霊にまつわる事件を解決している。ある日、「龍神が守護する村の川が凍りついたので、原因を探り、解決してほしい」という依頼が警察からやってくる。夏織は「…

左右の眼球をくり抜かれた遺体が発見された。 時を同じくして、一人の女性が警察署を訪れた。 “息子の様子がおかしいんです。 見た目は息子と瓜二つですが、何かが違うんです。何かが―。”

商業デビューを目指しているわけではないが、ダラダラと作品を書いてはWEBに公開している〈僕〉は、自分を作家未満だと思っている。 度々、SNSで反応をもらうことがあったのだが、〈…

ひき逃げ事件の被害女性は頭蓋骨を持っていた。 捜査本部が立てられ、刑事の出島は相棒の会津と捜査に向かう。 クロノヒョウさんの企画 「お題でカクコン挑戦」企画 https://…

１２月２４日、夜。新宿歌舞伎町にあるイベントスペースで殺人未遂事件が発生した。 犯人は未だ逃亡中。 事件の解決を急ぐべく、警視庁新宿中央署刑事課は捜査を開始した。 本作品は、ク…

クリスマスを控えたとある町では、宝飾品を狙う連続盗難事件が発生。なかなか進展しない捜査に警察である笹山は頭を悩ませていた。 犯行現場に必ず残される、肉球の朱印つきメッセージカード…

季節外れの寒波に見舞われた東京には大雪が降っていた。東京発～神戸行きの新幹線は発車するまでに時間を要していた。 そんな時、隣の席の男と妙な事で十年前の殺人事件の事で会話が弾み、い…

警察に出頭したひとりの泥棒。 彼はすべてを包み隠さず話すつもりなのだという。 罪に問われることを覚悟で自ら足を運んだ、しがない泥棒の願いとは何なのか。 全ては、彼が「田所淳一」…

「このご時世に彼女持ちがなんだというんだ。ぼっちじゃないメリクリのためにせめて日勤！」 神魔と人間が共生する現代日本。 神魔相手の事件を担当する「戦うおまわりさん」こと特殊部隊…

2015年横浜市中区、マンションの一室で死体が発見された。しかしドアにも窓にも鍵がかかっており、凶器や指紋どころか、傷すら残っていない。病死と判断されたこの一件に疑問を抱く一人の…

「｜花園 心音《はなぞの ここね》」現在23才。 彼女は今年大学を卒業して横浜湾岸警察署の婦警さんに任命された。 婦警さんになりたてほやほや。 男勝りな彼女は本当は刑事になりた…

とある殺人事件の、被疑者特定につながる重要なものが見つかった。 先輩・逆井から連絡を受けた前田は、すぐさま遺失物センターに向かったが……

都内で起きた密室殺人。 被害者が殺された寝室には、二重に鍵がかけられており、さらにその隣で奥さんが寝ていた。果たして犯人は……。