「短編＆掌編」を含む小説

蝋燭を立ててゆく人の話

絵を描いていた人間の話

「それで、ある日『ホームベーカリーで作る培養肉』ってサイトを見つけたんです」 「培養肉？」

「この木にはアシナガバチの巣があります。 刺激すると刺される恐れがあるため、近寄らないでください。 彼らが“集めたもの”を見つけても、決して触れないでください。」 大きなケヤキ…

バイトからベンチャー企業社員にジョブチェンジして日夜働く男の話

給湯室、お茶代が集められている缶、誰もいない。俺は缶に手を伸ばす。

三十五年生きた人間の話

旦那が子供がほしいと言い出した話

今年もこの季節がやって参りました。というわけで、今回も最低文字数４００文字の文章を、２０文字×２０文字のキャンパスとして、本編とは別の「お題に沿った何か」を描きました。 ※20…

居残りの後、下校中に突然の雨に降られた朝陽はずぶ濡れのまま下足ホールに駆けこむ。 間が悪く、そこにいつも口うるさい委員長・篠崎が来て―― 普段は相容れない委員長とギャルの、何か…

40歳でアイドルデビューした母の話

公式企画「お題で執筆!! 短編創作フェス」に乗っかり、全7回のお題に合わせて連作掌編を書いていきます。 こちらは7話目（最終回）です。 お題：10/羽/命令 中華屋・神龍軒は老…

言葉を大事にする人たちのお話です

ふんわり優しい色合いの童話を200文字ぴったりで。1話完結、どこからでもお読み頂けます。ほんの一呼吸する間に終わる手のひらサイズの童話集、ちょっとした時間の読み物としていかがでし…

　とあるペット病院は混雑していた…… 　X氏は待合室でペットを連れた飼い主の会話を聞いている。 　ひっくり返った世界とは……

慣用句の色が本当に見える眼鏡をかけている男の話。 2018年に書いた短編を手直ししたものです。言葉遊び偏重。

駅構内でベビーカーレースをする話 当作品はベビーカーユーザーを避難する目的はございません。 また、この作品はフィクションです。 実在の人物･団体･事件とは一切関係がありません。

1000～1500字程度の恋愛短編集。

病気を持っていてずっとベットの上で過ごしている少女。その子の家に一匹の猫が拾われてくる。 その猫は少女の良き理解者となり、人生の伴走者となっていく。 猫の目から見た少女は、聡明…

「お姉ちゃんには羽が生えるの。羽が生えれば約束の地に行けるのよ。神様からの命令なの」 姉が突然そう言い始めたのは10日前だった。 変わりゆく姉と取り残される妹。 少しホラー、ち…