「記す」を含む小説

思いついた俳句とか短歌を記す。 俳句おりてぃ短歌とか思いついたけど、摩擦係数0ぐらいスベる自信ある。

八月の午後、部屋に響く羽音。 ようやく仕留めたはずの一匹は、まだ何かを孕んでいた——。

物語を愛する一筆者が、創作についての所感を、率直に赤裸々に、徒然なるままに記す。

小さいころ、不思議な夢を見ては家族に語ることが大好きだった少女・珠凪は、ある出来事から、人との関わりを疎かにするようになってしまった。 高校二年生の初秋、再び『夢』を訪れた彼女を…

「ジュリアス・シーザーとアウグストゥスの生涯」は、スエトニウスの『皇帝伝』（The Lives of the Twelve Caesars）を基盤とするシリーズである。古代ローマ…

塔は生きている。歩いた痕跡は喰われ、名と記録は削られる。 十七歳の修理工タクミは、歯車と鎖の奈落で目を覚まし、紙一重の判断だけを武器に、塔の鼓動（逆拍）に合わせて生き延びていく。…

雪に消える足跡のように―― 名を遺さずとも、生は残る。 元治元年、京。 白装束の剣士・沖田静は、斬ることだけを生きる理由としていた。 だが、ある冬の夜、少年・矢野蓮、今村秋一と…

エジプト、チグリス・ユーフラテス文明4000年の歴史のある西洋では、星をどのように読んだのだろうか。地球の裏側の星をどうやって記す？独学で知りえた知識で解説できるところまでざっく…

　西暦２０３０年、太陽フレアがきっかけで地上に魔物が現れた。自衛隊が交戦するも全く歯が立たず、お手上げ状態。そんな折、一人の青年にある異変が？ 　平凡な高校生、大和創真が手にした…

新しく管理人として赴任した男が記す、あるマンションの「日誌」。 最初は、どこにでもある日常の業務記録だった。 しかし、不可解な事象が立て続けに起こり始め、やがて管理人は、この建物…

かつてこの地には、英雄と呼ばれる者たちがいた。 だが彼らの多くは、歴史に名を刻まれることなく、 ただ戦い、散り、忘れ去られていった…… これは「記録者（アーカイヴァー）」と呼ば…

これはこの世界に於ける〝正しい歴史〟の本こと『アカシックレコード』ができるまでの物語。 ちっぽけで、何者でもないぼくが、生まれた意味を得るフィクション。 ――なんて書くと、すん…

交換日記。それは誰かの言葉が、別の誰かへと回る仕組み。 祥風高校の教室で、ある日ぽつりと始まった1冊のノートは、名前の書かれない“あの子”の存在をにじませながら、少しずつ空気を変…

　それは、変身するヒーローが多く実在する世界での出来事。 人々を脅かす悪の怪人達と、人々を守るために戦うヒーローが繰り広げる物語の日常を此処に記す。

戦国時代、父の戦死で困窮した若い武士・大江小十郎は、石見銀山の記録係として本城家に仕官する。しかし初日に目にしたのは、想像を絶する過酷な現実だった。 赤茶色に汚染された山、独特の…

ほぼ毎日、夢を見ている。 顔の知らない友達と遊んだり 魔法学校の生徒だったり 夫婦で商店街を歩いていたり すべて私の脳が記憶を拾って集めて作った幻。 万華鏡のように一瞬だけ象った…

大学でAIの研究に没頭していた大学生、紫苑はある日突然の事故に見舞われ、意識を失った。次に目覚めた彼の目に映ったのは、剣と魔法が支配する、エルフや魔族といった多種族が暮らす幻想の…

開催中の自主企画 「あなたの作品を紹介させてください　はっぴねす」用の感想置き場かつ作品紹介ページです。 自主企画に参加いただいた方の作品の感想を書いて皆さんと共有していこう…

十年前、世界は滅びかけていた。 だが、現れた一人の英雄によって「厄災」は討たれ、平和がもたらされた。 ──けれど今、世界には再び“異変”が芽吹きはじめている。 忘れられたもの…