「きみだけだよ」を含む小説

「大丈夫だよ。俺は自分が寒いから、今ここにいるんだ」 中学・高校時代を共に過ごした堅羽智戈（かたはともか）と相生充（あいおいみつる）。二人の日常は堅羽の大学進学をきっかけに大き…

告白するほど近くない。 忘れられるほど遠くない。 そんな距離で、ぼくたちは出会った。 中学から高校へ。 一真の周りには三人の少女がいる。 ✔ いつもそっと背中を押してくれる…

ツンデレ女子とポンコツ男子が同棲を始める４月から結婚を決める翌年３月までの１年間の物語です。 デコボコなふたりがただイチャイチャしている様子を半月に１話ずつ公開予定。 月ごとに季…

　異覚旅跡譚・上　-かつて君とともに歩んだ青き頃の旅路- 《いかくりょせきたん・じょう　-かつてきみとともにあゆんだあおきころのたびじ-》 　朝苗駆は超常現象能力『異覚』を持つ…

この春から中一になった私・柿崎りおのクラスには、ちょっと変わった男子がいます。 彼の名前は、水玉くん。 男子で唯一の手芸部部員。 ある日の帰り道、私は通学路で、黒いモヤモヤに追…

2041年年明け。超法規的事案解決部隊「特別対策室」に属する秋元凛子は、通勤途上の駅で痛ましい事故を目撃する。しかし、報道もされて彼女の知り合いも巻き込まれたその事故のことを知る…

「君のお悩み、私が解決して差し上げよう」 胴長短足直立不動、大きなお耳に長めなお鼻。 まん丸黒いお目々をもった、探偵姿の部屋の主（ぬし）。 夢の世界の片隅で、湖畔に佇む一軒の洋館…

愛なのか執着なのか成れの果て、きみだけどうか愛と呼んでよ

移り行く季節の中で思いを馳せれば 移り行く季節の中で 春のそよ風 夏の熱風 秋の野分 冬の木枯らし 潜在意識の奥底に眠っている遠い記憶 春は春らしく 夏は夏らしく 秋は秋…

前略、 わたし滝美誠也（たきみ・せいや）こと、一開発事業所が先代沖見社長から受け継いだ精神からはや、９年が経ちました。テレビ等の電子メーカーから「貴社の端子に対するプログラミング…

不治の病・夢見病を患う高校2年の東屋蒼来はクラスメイトの葉月透真と病院で会う。クラスでは謎めいた存在の透真だったが、蒼来には次第に心を開いていく。そんなふたりが迎える結末とは？

恋愛や結婚はできないと思っているアラサー女ひよりは、男よけのために薬指に指輪をつけて過ごしていた。同じく薬指に指輪をつけている男と出会い、距離が縮まっていくが……？

登場人物 ・ボク(ワタナベ) ・ワタシ(ミドリ) ・ノボル(ミクの婚約者) ・ミク(コンビニ店員) ・僕(コンビニ客)

「うちと、こ、恋人ごっこするって言うのは、あくまでもごっこやし、うちは先生のこと大好きで、頑張ってエッチなことしちゃう女の子の演技します。先生自分が経験したことなら書けるんやろ。…

高校2年生の井上たくみ。彼には付き合った1年以上にもなる彼女の桜田みちかがいた。 ある日、車に轢かれそうになるみちかを助けるために自分が犠牲になってしまった。 死んだと思ったが目…

月波結様の自主企画参加作品二作目です。 月波結様のホーム⇩ https://kakuyomu.jp/users/musubi-me お題は『クリスマス』と『BL』であること！…

絶望や恐怖など強い心的外傷を受けた際、『その時点で成長が止まってしまった自分』が内に誕生する。 人はその『成長が止まってしまった自分』を胎児のように内に抱えながら生きている。 …

桐生昴は、ずっと片想いしていた同級生・寿美桜と念願かなって付き合い始め絶頂であった。ある朝、切なさに引き裂かれるような夢を見て目を覚ますと――いつの間にか自分が美桜になっていた。…