「文芸(？)」を含む小説

SNS文芸部7月のお題は、セリフや直接的な感情表現抜きで作品を作ろうというものでした。 すごく短い物語ですが、読んで頂けると嬉しいです。

文芸部の新入生である高校生・佐倉は、作者の意図当てという奇妙な企画を通して、皮肉屋で本を読まない同級生・日向や、物静かな田嶋、優等生然とした三浦、好奇心旺盛な企画者・物見の性格を…

ホラーは苦手、スプラッターもダメ、オバケも実在うんぬんじゃなくて楽しむもの、という人間なのに、なぜか奇妙な体験が多いです。 ちなみに大学時代の専攻は民俗学の口承文芸。 妖怪、伝説…

中高一貫校の特進クラスに編入した大野岬は、同じく転入してきた諏訪部岳と親しくなる。しかし、クラスには過去の自殺事件やいじめの噂があり、岬もその渦に巻き込まれていく。文芸部に所属す…

人生に絶望し、人生終わらせようと最期のドライブに向かったところ、そこで出会ったのは中途半端にガラの悪い、龍人コスプレをしたお姉さんだった。

「好き」も「嫌い」も「苦い」も「甘い」も、人が変われば、想いが変わる。 あなたの中の全ての感情を肯定できるのは、たったひとり、自分だけだと思いませんか――。 ただ感情に真っ直…

「その夜、僕は彼女を刺した」── 大学の文芸サークルで起きた殺人事件。 加害者は、物静かな学生・遠野湊。 残されたのは、22枚の“手記”。 刑事たちは、手記を読み進めながら、事件…

他人とうまく関われず、静かな日々を送る高校二年生・鳴海。 ある日、彼は学校で突然倒れ、「ｰｰｰｰｰｰｰ」という難病と診断される。 そんな彼の前に現れたのは、転校生の白雪透音――彼…

文芸部。部員は俺と、無表情でクールな氷室 澪だけ。 「生まれてから一度も照れたことがない」と言い切る彼女に、俺はつい言ってしまった。 「じゃあ、俺が照れさせてみるよ」って。 …

私、八木心春は、文芸部に入ってる中学一年生。 文芸部っていうのは自分たちで小説や詩を作る部活なんだけど、ある時部のみんなで怪談話を作って、それをうちの学校の七不思議にしようって…

慣れたものとはいえ、雪道を進む通学路はどうにも長い。月子と幸世は冷える身体を寄せ合いながらいつものように足元を鳴らして歩いてきた。 「──サチに似合う友達で、いられるかな」 …

同級生の歌種桜子（うたたね　さくらこ）さんは、不登校だ。 成績は学年トップ。だけど授業にはほとんど来ない。そんな子の家に、春休みの課題プリントを届けに行った僕は、そこで「本当の…

2025年6月28日（土）、コミックス版の第一巻発売中です。どうぞよろしくお願いいたします。 唯一無二の力を手にした少年は、王の器もつ少女と共に英雄への道を歩んだ―― 報わ…

これは何処にでもある物語だ。退屈に満ちて、灰色な人生のお話。 高校に入学して文芸部に入部した紙白綴。そんな紙白綴が書き上げる物語をご覧あれ。

気づけばワタシは少女と向かい合っていた。 彼女はワタシが死んだと言うが、だとすれば君はいったい何なのか。 「さて白河さん、これからあなたの話を聞かせてもらいましょうか。正確には、…

※アルファポリスのコンテスト・第8回ライト文芸大賞投票期間中です。5/31まで！ かつて、私は信じていた。 優しくて、頼もしくて、ちょっと恥ずかしがり屋な── そんな普通のお兄…

私の暮らす田舎には、言霊信仰がある。言葉や詩に「力」が宿り、短歌を詠めば記憶の断片や思念が「視える」。 これは、そんな町で暮らす、私と後輩の物語。 クトゥルフ神話TRPGリプレ…

限界社畜生活を送るズボラOLの古河龍子は、ある日「自宅と会社がつながってれば通勤が楽なのに」と願望を口にしてしまう。 あろうことか願いは叶ってしまい、自宅の押入れと自社の社長室…

嫌いなもの あの時の季節を あの時の感情を あの時の彼女を思い出させるもの

作品を書いたり、見せ合ったりする部活動に憧れたとーふが始めた企画 何か商品が出るとかはありません。 本が出るとかもありません。 ただ、書いて、ただ見せ合って、感想言い合ったりで…