「おじさま」を含む小説

就職活動の面接に向かう電車の中で、痴漢に遭った私を助けてくれたのは、運命の「おうじさま」。 いえ、良く見るとスーツを着た「おじさま」だった。 「おうじさま」じゃなかったけど、私の…

コミックマーケット二日目の帰り道、オタクでおっさんの二人は、唐突に勇者として異世界に召喚されてしまった。 巨漢のおっさん、力の大山丸雄。 小さいおっさん、頭脳の細田貞春。 二…

　辺境の地、トリヒル王国。資源も人材もないド田舎な小国の、唯一の産業は――『姫をさらった魔王が待つ、冒険者練習用ダンジョン』だった!? 　この物語は、大陸のアチコチで闇の軍勢を…

もうしんどいけれど、なんとかして、生きてゆこうとしている、「おちこぼれおじさん」の意地悪ことわざ集。気が向いたら、継ぎ足しておりますので、だんだん長くなります。(最新＝１８年12…

＊＊＊ 　かつて。彼ら人類にとって、魔法とは物語の中に描かれるだけの不思議な力にすぎなかった。しかし、歴史の中に突如として現れた魔法使いの集団。どの国にも属さず、脅威の…

母を亡くし、天涯孤独となった私を引き取ったのは、死神のような風貌の男性だった。見かけは怖いけれど優しい彼は、母をかつて愛した人だった。忘れ形見として慈しんでくれたその人に寄せる気…