「⇐に見えなくもないでしょ？」を含む小説

　深く青い色の目を持つ少女・菊花（きっか）は、同じような青い目を持つ一族とともに、山の中に隠れ住んでいた。 　一族には、遠く離れた場所を見たり、時を超えた先のことを見たりする力…

これは既発表の「渋谷少女Ａーイントロダクション」の続編です。霊界の東京から現実の東京に舞台を移しての新たな展開…田中茂平は６９才になっていますが現世に復帰したA子とB子は果してあ…

王国の副騎士団長の主人公は、刺客に奪われた不老の宝玉を取り戻すよう王から密命を享ける。しかし、刺客が隠れている都市までは把握できたものの、敵が使う千歩の間合いなら確実に相手を殺す…

警視庁の地下にある「存在しない課」。 そこには不可解な事件ばかり降りてくる。 捜査員の環(たまき)は「見えない悪」を祓うため、今夜も狐火を纏う木刀を片手に、闇に紛れていく…。

何の変哲もない毎日。 可も不可もなく死ぬために生きているような毎日だった。 そんなある日、とある猫と出会って 私の日常には大きな変化が… これはそんな普通の私のなんてことな…

最近プロフィールを更新しました。 ここではもう少し掘り下げてPRしたいと思います。 好きなもの、書きたいもの、大切にしたいもの。 トランスジェンダーを描写することについて。 創作…

秋と冬の境界、冥界と繋がる日。 死者は生者の領域へとやってくる。その対策をするのは死霊術師の役目だった。 「コープスホワイト」本編終了後の番外編です。 本編はこちら。 ht…

幼い頃から不思議な「バランス」を感じてきたアリサは、その感覚が数学やデザインの中に現れるたびに、心を引き寄せられていた。特に高校の数学の授業で触れた数字が彼女の中に残り続け、デザ…

　ある日、あなたは何の変哲もない午後、普段通りの道を歩いていた。 　木々の葉が秋の色に染まり、空気は少し冷たくなってきている。公園に差し掛かると、ふと、ひときわ目を引くベンチがあ…

「僕の遺影を描いてください」 意を決して頼んだ相手は、全色盲の画家・榊だった。 灰色の濃淡のみで構成される世界に生き、着ている服も黒いものばかり。そんな榊の描く絵は、しかし息…

自分では乗り越えられないかもしれない困難に見舞われているこの世界に、私が投げ込まれていようとも、私は最後まで自分のままでいよう。

ある日突然見えたドッペルゲンガーがきっかけで、友達が元カレのドッペルゲンガーに命を狙われていることが判明。その友達を助けるためわたしが選択した未来は…？

いつもの電車。向い合せになっている僕たちは、どこにでもいる高校生になるはず、だったのに。 全盲の男の子と、ヤングケアラーの女の子。それぞれに罪の意識を背負ったふたりの出会いから物…

「レイア・オルセット伍長、今日から第70サマーランド歩兵連隊 戦場記録係に配属する」 入隊してから5年、祖国ハリア王国は戦争によって滅亡した。 幸いにも第70サマーランド歩兵連…

辺境の魔族の里で生まれた男性の戦争に明け暮れた一生を描いた壮大な叙事詩です。 5X小説("eXplore":探検、"eXpand":拡張、"eXploit":開発、"eXterm…

「！(滝汗)」「自由な風船猫、気取ったって…魂胆、見え見え！図星でしょ？詐欺師。だから、私が…連れて行くわ？」まさか、拉致られるとは…聞いてねーぞ!?(焦)

つきあいはじめた山田の様子が変。 いつの間にか、おじいさんになってた。 なんでそうなるの？ そしてアタシの他の人にはどうしてそう見えないの？ という話。

商業施設内の販売員として働く菜々子（ななこ）は常に彼氏がいないと不安になるタイプで、浩司（こうじ）と付き合い始めてからもマッチングアプリをスマートフォンから削除出来ずにいた。 　…