「曲」を含む小説

これは「天蓋輪廻の聖誕曲」の外伝です。 本編では語られない日常パートとなります。 本編をお読みいただけるとより楽しめる構成になっております。 「天蓋輪廻の聖誕曲」本編はこちら…

歌うことがすべてで、夏がよく似合う性格だという結夏と、 曲を創ることだけが生きる意味で、根暗な秋翔。 この正反対な、けれどどこか似ている二人が、ある街角で邂逅する。 その邂逅は二…

津波に街が呑まれた少年は、尾崎豊の曲に衝撃を受ける。そして、少年はまさかの再会を迎える。

真っ白な世界で、恋をした。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ F.Chopin 24の前奏曲 第15番『雨だれ』 この夜の彼の作品は、マヨルカ島のヴ…

　女子校で、ヒロインと恋人は演劇部。ただし演じるより、シナリオなどを担当する事が多い。 　ヒロインが脚本家で、恋人は舞台の監督役。今回は部活とは別の、クラスによる学芸会の脚本を担…

「女は道具だ、作曲のな」サディスティックな作曲家、夜陣疾風（やじんはやて） 　　　　　　　　　　　　　　　× 「あいつは自信満々で、全てを見透かしてくるから」ハイトーンボイスの歌…

　物語は現代の日本から始まる。中学生の大和という少年が、ジャズ好きの愛美に導かれ、ジャズ喫茶「桜」にやってくる。そこで耳の聞こえない天才ピアニスト、華に出会う。大和も華も、一枚の…

昔々、人類は神に近づこうとし、神の怒りを買った。 文明は崩壊し、人類は絶滅の一途を辿っていた。 人々の心は廃れ果て、法は効果を失っていた。 そんな人類を見兼ねてか、それとも悪…

十八の頃からやってる音楽を今でも趣味で続けている筆者。今回人生で通算三枚目のアルバムを配信リリースしたものの全く売れていない。アルバム制作にかかった時間は二年、費用は約十万。果た…

『浄められた夜』（きよめられたよる）または『浄夜』（じょうや、独語：Verklärte Nacht）作品4は、1899年にアルノルト・シェーンベルクがウィーンで作曲した弦楽六重奏…

naniyueさんとのコラボ作品です。 作詞 石田明日 naniyue 作曲 naniyue こちらの作品も曲を聴きながら楽しんでください。

ボカロPのnaniyueさんが作った曲のノベライズとなっております。 曲を聴きながら、楽しんでいただけると嬉しいです。

中学に入学して間もない頃、津久見才は音楽室で、一学年上の三原正司と出会った。才の弾いたピアノの曲に、熱烈な拍手をくれ、それ以来友人のような関係になった。三原は普段は荒々しい印象だ…

ある曲(の歌詞)への返し詩 2021/1205

有名なリゾート地のある島で逸話を通りこした神話にすらなっているエピソードを聞き、堪らず安藤は取材に訪れていた。 ただ圧倒される自然しかないこの島を狂気と恐れられた海原を変えた日…

「あるんだよね。未練ってやつ」 気の置けない友人たちや憧れの人に囲まれ、何不自由なく謳歌されていた和泉孝太郎の青春は、川で溺れ死んだ同級生・小湊楓の幽霊に取り憑かれたことで崩壊し…

2022年上半期ボカロ10選を紹介しています。筆者は音楽に関して素人なので、理論的なことはほとんど話してません。主観モリモリですがよろしくお願いします。 リスト：https://…

誰もが羨む結婚をした新婚の俺の趣味は、書斎でひとり、ラジオを聴きながらボトルシップを組み立てる事。しかしある夜、その曲を聞いた時から、平穏な生活を脅かされるようになった。

21XX年、突如として異空間と繋がる衝突面が出現。そこから出てきたのは人智を超える『まつろわぬ者』と呼ばれる存在と異空間虚構体と呼ばれる無機質な自律兵器だった。それらの侵略によっ…