ピンクのさだまさしさんが好き〔連載🍊〕

いすみ 静江

Ⅰ さだまさしさんは食べられません

第1話 はじめに

ご挨拶


 こんにちは。いすみ 静江しずえと申します。


 凡そご察しの通り、おばさんです。東京都とうようとに現在暮らしており、嫁ぎ先は秋田県あきたけんで、その折、進学先を変更して青森県あおもりけんに暮らしたことがあります。好きなことは動物を可愛がることや勉学でした。音楽に関しましては、流行の歌も耳にしますが専らさだまさしさんの歌には特別な意味を持って拝聴しておりました。


 ◆


 『ピンクのさだまさしさんがき』と言う企画は以前からしておりました。ネットラジオで、リアルタイムでのリレーや録音でのリレーがあるのですが、この「さだまさしさん」を軸に是非とも企画主になりたいとも思っておりました。現状、面子を揃えるのも難しく、ほいほいと集まるタイプのシンガーソングライターではないのもネックでした。それに、家のこともありますし、住宅事情もあります。


 この度、エッセイとしての『ピンクのさだまさしさんが好き』を立ち上げたのは、「そうだ、ご当地ラーメンを食べに行こう」のような勢いです。エッセイは続かなくても普段ネットラジオの枠で話していることや思ったこと、そして、さだまさしさんの歌に限らず小説やエッセイなどの作品群にも入院する度にパパが贈ってくれて、大切をより優しく包み込んだ気持ちがします。


 ただのファンクラブ用の記事にするつもりはありません。私がこれまでどう関わってきたかやどうしたいかも含める予定です。


 さて、おおまかなご説明はこちらになります。


 ◆


 今は推しと言うらしく、その方への想いは尊いと表現するらしいです。


 しかし、昭和娘の私にはちょこっと理解できない所もあります。カセットテープから流れる曲は『精霊流しょうろうながし』のイントロです。その他、僅か三つのカセットテープでデザインの課題にインスピレーションを与えて貰いました。私がファンになったのは、シンガーソングライターのさだまさしさんなのです。もしかしたら、そんな人と結ばれたいと思っていたのかも知れません。ここは、かなり濁して置きましょう。マンボウの卵さんの確率で淡い期待をしていた位にです。


 登場人物は主にこちらになります。


 市松いちまつ山吹やまぶき/旧姓、花岡はなおか山吹やまぶき:私。ママと呼ばれます。さだまさしさんのファンでは、家族の中で教祖さまです。クラシックギターを大学で、ヴァイオリンなら幼少の頃より始めました。

 市松いちまつ緑青ろくしょう:山吹の夫です。パパと呼ばれるようになりました。一緒にコンサートに行ってくれたり、彼女が喜ぶのなら美少女戦士セーラームーンのミュージカルにだって行く付き合いのいい方です。

 市松いちまつ群青ぐんじょう:緑青と山吹の息子です。お兄ちゃんと私からは呼ばれます。都立高校三年生になりました。新幹線が好きで仕事にしたいようです。学年一位を保持したいのですが、事故や病気で憑かれているかのような不運さです。

 市松いちまつ薄紅うすくれない:緑青と山吹の娘です。うーちゃんと呼ばれます。都立高校一年生に桜とともになります。絵が好きで物語やエッセイを書いたりもします。心底母には優しく、父には筋を倣いたいようで、家族を大切にしてくれます。

 さだまさし:さだまさしさんのことです。主にシンガーソングライターをされています。

 花岡はなおか壽賀子すがこ:山吹の母です。会社の経理でしたが、人事不省のまま長く入院しています。

 花岡はなおか健五けんご:山吹の父です。会社の社長ですが、男はつらいよの寅さんがものの見事に当てはまる変わり者として有名です。車が好きで山吹の絵も狙ってます。

 花岡はなおか侑真ゆうま:山吹の四つ下になる弟です。大きくなって母に三本のエレキギターを買って貰って弾き始めたのですが、音符の読み方をお姉ちゃんに聞く謎な方です。

 *あらすじ部分にある人物紹介とは異なります。


 本作のルールはこちらになります。


 ・『○○』:二重鍵括弧内には主に作品名が入ります。

 ・特筆すべき場合でない場合、さだまさしさん及びデュオのグレープが作詞作曲をし、著作権を持っております。

 ・さだまさしさんは、作詞を作詩と表記することがかなりあります。

 ・歌詞の引用はいたしません。

 ・⦅⦆:二重丸括弧内には歌詞に対する私の意訳が入ることがあります。

 ・お手数ですが、歌詞は作品タイトルからお調べいただけるとありがたいです。

 ・カクヨム運営様にお問い合わせをいたしました所、細かい指示はなく、著作権問題は自身で確かめるようにとのことでした。


 本章の『Ⅰ さだまさしさんは食べられません』については、生物せいぶつではありますが、生物なまものとは少し違うの意からです。常に流動的でありながら、不動の精神で突き進むその生き方に感動さえ覚えます。召し上がることはありませんが、さだまさしさんの創作された音楽や本を楽しませてくださいとの気持ちも含んでおります。


 ◆


 さて、次はデュオ結成からソロデビューまでの生い立ちや活動について触れたいと思います。


 うさぎも大好きさだまさし!

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