「青い空」を含む小説

（エッセイ付きの作品が「なろう」にも掲載あり）

第9回富士見ノベル大賞 ◇イヴェット（イヴ）・ウォーカーは主に刑事事件を引き受け、有名な正義の弁護士に憧れ、自分もそれを目指していた。しかしとある事件で裏世界の有力者に恨みを買わ…

身近などんな物より明るい太陽ですが、青い空に一人ぼっち。もしかしたら明るい反面、寂しかったりするかも知れませんね。そんなことを思いながら書きました。

ねぇ、あさましいかな？ 「カクヨム短歌賞1首部門 応募作品」

昔、よく一緒に見上げた、あの青い空。 小さな娘と母が訪れたのは、大切な人との記憶が息づく場所だった。 幸せな日常の中にふと訪れる転機、すれ違い、苦しみ、そしてかけがえのない絆。 …

石井宇宙（そら）は、自分は宇宙人だと言い張る田中葵に翻弄されていた。進路を決める時期に、彼女が宇宙に言った 「ねぇ、ロケットを見に行かない？」 僕たちの青春は、ロケットが向かうあ…

202X年――突如、千葉・九十九里浜にロシア軍が上陸。成田空港の防衛線に投入された第32普通科連隊は、圧倒的な火力と無人兵器の前に壊滅的被害を受ける。 その混乱の中、田中正志・…

「おまえなんか、島から出ていけ！」 仲間に裏切られ、海に捨てられた最弱の少年・レン。 だが絶望の中で出会ったのは、伝説の存在“海龍”だった。 契約を交わしたその瞬間、レンは世界…

　京都府内の公立高、平陽高校にて古典の教師を務めている20代後半の男性、遠崎伊織はその類稀なる端麗な容姿から主に女子生徒から羨望の的となっている。 　すると、ある日のこと――高…

地球での過酷な暮らしに終止符を打つため、若き開拓者ネロは“人体適合手術”を受け、火星へと旅立った。 そこには、青い空と赤い葉を揺らす新たな大地――人類の希望が広がっているはずだっ…

「それでも……私たちが勝ちます」 　高度1000m、東の最果て辺境の砦。王立竜騎士団に所属する赤の騎士団は、緑界に潜む界獣から砦を守るため、竜に乗り空を駆ける。 　騎士団で…

―something blue― 結婚式に何か一つ、青いものを身につける それは花嫁が幸せになる為のおまじない… あの、青い空の下、恋をした 出会いは運命だった

淡雪さん、素敵な歌をありがとうございます。

「兄ちゃんと一緒にオリンピックに出る！」 スノーボードのハーフパイプで、兄弟揃ってオリンピックに出ることを夢見ていた新斗【しんと】。 でも、その夢は叶わなかった。 新斗の兄は大…

詩人 尾形亀之助や北川冬彦などの短詩運動に時代を超えて連動する版画家・漫画家の藤宮史の第一詩集「青い空」より転載した珠玉の詩篇たち

注：コンテスト出品の都合上、下記の紹介文にはネタバレを含みます。 　何の変哲もない、一介の会社員である「俺」は、ある日の仕事帰り、ふらっと立ち寄った喫茶店で、ある一枚の絵画と出…

以下、あらすじ。ネタバレ注意！ 　この世の空は二〇一〇年を境に真っ赤の染まった。そして「エクリプス」と呼ばれるバケモノが誕生した。エクリプスは人を襲い、襲われた人間は赤化病に罹…

「俺は悪くない。全部戦争が悪いんだ」 　焼け野原に転がる無数の焼死体、異様に青い空、そして胸を締めつけるような罪の記憶。 　主人公である少年は家族を見捨てた理由も今苦しい思いを…