氷河が映る青い海、北の国の青い空、そして恋

八幡ヒビキ

登場人物紹介

登場人物紹介

イヴェット(イブ)・ウォーカー 29歳

 まだ経験が浅い弁護士。メガロポリスで正義の弁護士を目指していたが、いろいろお疲れ気味なところにストーカー被害に遭って北の国アラスカのクリークタウンに休暇をとってやってきた。ストレス解消と護身の実益を兼ねた拳銃の射撃が趣味になっている。茶髪、金色の目。スレンダー。恋愛・男性経験共になし。


(サイラス)・クライブ・グッドマン 35歳

 イヴが泊まるコテージの主・シーカヤックガイド。イブが憧れた正義の(元)弁護士。ひげ面の大男。敵を作りすぎてしまい、ミドルネームのクライブを名乗って、クリークタウンで辺境暮らしをしている。だが、辺境の暮らしが心地よく、都会に戻らなくてもいいかなとまで思っている。イヴをもてなし、シーカヤックの旅に誘う。


イヴのボス(クライブの先輩) 40代男性

 イヴが勤める弁護士事務所を主宰する、本人も弁護士。クライブのところにストレス過大になったイヴを避難させるが、それ以外にも思惑がありそう。クライブを今もサイラスと呼ぶ。


ジョージ 60代男性

 クリークタウンの顔役。男性の社交場の食堂、『ジョージの店』の主。この街を守るのは自分だという強い正義感をもっており、それもあって世話やきなところがある。クライブがここで暮らせるよう世話をした。射撃の名手。


マージョリー(マギー) 30代女性

 軽飛行機の女パイロット。クリークタウンとアンカレッジなどを結ぶ空の便を飛ばしている。酒の上で(合意で)クライブと一夜を共にしたことが幾度かある。別居中の夫がいる。性にはおおらか。セクシー担当。テキサスからアラスカに移住してきたので、イヴに檄を飛ばす。


スナーク(正体不明の怪物の意味) 20代男性

 連続婦女暴行傷害で、残忍なやり口で、捜査関係者に怪物スナークと称されていた男。金持ちかつ名家の出身で、犯罪を犯してもずっと親に守られていた。正体がばれそうになったときには親に替え玉を用意して貰って逃れようとしたが、替え玉の弁護についたクライブに真相を暴かれ、裁判に引きずり出され、有罪となり、収監された。しかしすぐに脱獄し、司法の手から逃走しつつ、復讐すべくクライブを探し回っている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る