「座敷」を含む小説

とんだ騒ぎになった花見の宴の席に背を向けて歩み去る浪人に向かって、 「東洲斎先生！」 浮多郎が呼びかけた。 「先生が甚兵衛を？」 浮多郎がたずねると、東洲斎は無精髭の顎を撫でなが…

妖怪王国・四国に現存する赤シャグマ 愛くるしい容貌とは裏腹に 騒動を起こし事件に巻き込まれるのだった

呼夜美が迷い込んだ異界からついてきたのは、福を招くという妖怪、座敷童だった。神羽の町に広がる行方不明事件と座敷童の関係とは――？めぐりてシリーズ第三弾。

気がついたら部屋の隅に座ってた‥ どうやら私、座敷童子に転生したみたーい！ え〜！？　転生っちゅーたらチートとか貰って無双するんちゃう〜ん？？？

いつのまにか居る、かもしれませんね。

奇妙な友人に舞い込んだ座敷童子とカレーにまつわる奇妙な依頼——その最中、実は更なる事件が起こっていた。 ※パスタと座敷童子のサイドストーリーです。三つの短編をつなげて一つのお話…

いつまで僕らは友人のままなのか——。 奇妙な友人に舞いこんだ依頼のため、なぜか僕まで地方に出張することに。 そこで遭遇したのは、引きこもりの座敷童子と僕らにとってとても大切な一…

人間たちが都会に引っ越して行ったため棲み処を失った座敷わらしのましろは、たどり着いた槇紫野の町で落ち着き先を探します。案内人は不動産屋に化けた大むじな、町には既に棲みついている妖…

稲本　陸の親友・三科　優斗の家には、座敷わらしが出る。 そのお陰で三科家には莫大な財産があり、男系血族全員が同じ敷地内に住み、働かないまま裕福に暮らしているという現実離れした話に…

『異世界×中学生×和風ファンタジー』 これは、幾多の人々との出会いと死を経験しながら、必死に異世界を生き抜いていく少年の物語。 能力者たちが争いを続ける世界で天才魔術師のユリ…

やけに不幸が続いた日の帰り、後輩と飲んだ帰りに一時期話題になった『迷子坂』という場所が近くにあると後輩から聞き、ほろ酔い気分でその場所に向かう。 しかしなぜか見たことのない場所へ…

（ネタバレ注意！）お菓子のチョコの実ちゃんは、歯ブラシの友達としゃべったり、持ち主で精神病院に入院している村田さんを観察してみたり、毎日びっくりな日常を送っている。でも、なんで村…

　明治時代初期、近代化の標語の下、非科学的な事象は〈迷信〉とされ、妖もまた弾圧対象となった。 　その状況下に結成されたのが、全日本あやかし連合で、十二年に一度、会議が行われている。

うわさの『小さいおじさん妖精』はけっこう近くに住んでいる！？ 小さいおじさん妖精は、無償で幸せを運んでいるのではありませんでした。 人間にちょっとした幸せをお裾分けすると、小さ…

夏の甲子園でエースとして果たした石橋康太だったが、ウイルスの蔓延のためドラフトが中止になったことにショックを受ける。 そんな中、康太は卒業式の前夜に、ある不思議な出来事に遭遇す…

私、山田猫音！ 小学六年生の女の子。 何と、猫耳が生えちゃうんだっ。 私のイトコも同じように動物の耳が生えちゃうの！ 狐耳のコン兄（座敷狐平）、熊耳のクノちゃんマノちゃん（森川く…

　ルームメイトで座敷童みたいなことしてる碧さんは俺に憑いている幽霊だ。今日も今日とて幽霊退治に奮闘する毎日を送っている。たとえば最近は雪女かなあ。「結婚してくれますか」を口癖とし…

幼い頃に両親に逃げられ、叔母の支援で生活する兄の上代陽一、妹の上代月夜。 高校1年生の陽一は2人の童女、アザミとサザンカと出会い共に生活することになる。 するとそのタイミングで…

大正浪漫・軍服青年×着物乙女 塵塚文乃は、実家の奥座敷で、書き物をして過ごしていた。 母から死んでから、家からどころか座敷から出してもらえずにいた文乃のもとへ、初対面の男・神倉…