「不条理コメディ」を含む小説

BFC3落選展に出した作品です。

みんなを笑顔にしたいと言った兄。確かにその夢を叶えたけれど、本当にこれでいいのだろうか。 「結局は主観の問題なんだ、たぶんね」 注:この物語はフィクションです。実在するあら…

その男が女の子を連れてサ○ゼ○アに入った時に目撃したモノは……話の前提を全て覆す光景だった。 思い付いた切っ掛けは、60〜70代の知人から聞いた「ファミレスで目撃して『えっ??』…

それでも前を向いて、私達は生きていこう。 全てを受け入れ、善良な市民であり続けよう。 一話完結、どこから読んでも大丈夫。 タイトルに●付きがオススメです。 会社員のシュールでショ…

どんな困難に出あっても、最終的にこれさえ言っておけばポジティブに回収できる魔法の言葉「感謝しかない」。 そんな「感謝しかない」を無闇に積み重ねていった果てには、いったい何が待ち受…

過剰なポリコレは嫌だ？ わかったよ。 ゲイじゃない白人だけ出しときゃいいんだろ。 つか、製作環境の問題でそうせざるを得ない。 「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv…

何もかもワンオペでこなさねばならない村、それがワンオペ村。 そんな離島の村に、ある日左遷された男。まもなく男に襲いかかる、ワンオペの嵐。 だがいったい何がワンオペで、何がワンオペ…

掌編集「a man with NO mission」より抜粋。

とあるコンサート会場の入場列。 その先頭を占めるガチ勢のうしろには、いったいどのような「勢」が続いているのだろうか？ あらゆる勢力どもが跳梁跋扈する、群雄割拠の行列模様。 ※こ…

話半分の男は、つまり話二倍の男だ。 男が二倍にした話を、こちらで自動的に半分割り引いて聞く。 これこそが、このマウンティング上等のSNS時代における、真のコミュニケーションなのか…

新語・流行語大賞の候補語すべてを本文中に使用するという、きわめて不純な動機でのみ書かれたフィクション。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 …

間違った信念によりデマを広めている者と、利益の為に冷静かつ合理的にデマを広めている者。 果たして、よりタチが悪いのはどちらか？ 「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixi…

私の自動車に搭載されているAIは、私の言うことをとても良く聞いてくれる。 いや、聞いてくれすぎるのかもしれない。 すべては、貴方のおおせのままに……。 ※この作品は拙ブログ【泣…

バーを経営をする『俺』には最近気になっている事があった。 それは、客の入りが悪いことと、なぜか店内の物がいつのまにか移動していること。 バイト店員だった木村が夢を諦めて故郷に帰る…

会議中、腹痛に襲われた吉田。トイレに駆け込んでひと心地つくと、そこが見知った会社のトイレではないことに気づき…… 不条理コメディ短編。

「回転寿司」とは言うものの、いったい何が回るのか？ その根源的な疑問の果てに生まれた、前代未聞の回転寿司屋が誕生。 そりゃあ久保田利伸も、しつこく回れ回れと言うはずで。 ※この…

はてなインターネット文学賞応募作品です。 百合には期待せず、ギャグとして読んでください。

親しい友人の早希に放課後公園へと呼び出された夏香。 そこで開かれているのは今まで聞いたこともない「お母さんオーディション」なる不思議なオーディションであった。 果たして熾烈なお母…

太郎と次郎は兄弟のようだが兄弟ではなく。 次郎は太郎のことを兄のように慕っているが、太郎は次郎のことを弟のように可愛がっているわけでもない。 互いに兄を求めるが互いに兄ではない、…

夜の路地裏に明滅する看板の灯り。 誘われて入ってみれば、それは店。 なんの店かと言われても。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　http…