「農民 魔王」を含む小説

魔王を倒しても世界は救えなかった。 だから俺は魔族を殺す。 世界が救われるその日まで。 かつて魔王がいた。魔族を統べたその魔王は七ある”絶滅魔法”の一つを行使し、人間を…

「おめでとうございます！今日からあなたが勇者です！」 　俺の名前はマサヨシ。ごくごく一般的な農民系男子だったはずなのに、どういうわけか突然勇者に指名されちゃった！？ 　頼みの…

　30過ぎでうつ病とパニック障害を併発した俺。会社を辞めて数ヶ月経過後、何とか少しは動けるようになった俺は生活の為にある会社の採用試験にエントリーする。その仕事内容は演算空間にて…

ちょっぴり貧乏な普通の農民だったのに、「赤い眼をしているから」という理由で、人々を救うことになった勇者。 様々な事情に押され、彼は渋々冒険に出かけるが、早速仲間集めから手こずっ…

チート能力をもった多数の勇者の出現によって、魔王軍は窮地に追いやられていた。そこに突如現れた魔族の救世主・チートブレイカーによって魔族の危機は救われる――かどうかはまだ分からない…

　昔、とある村の外れで結婚式が行われた。 　式と言っても小さなもので、テーブルに並ぶ料理の一つも無ければ、彼らのために脚を運ぶ者も誰一人いない、二人だけのものだった。 　しかし、…

　これは遠い昔、異世界から召喚した少年によって、世界征服を企む魔王が倒された世界のその後の物語。 　魔王は死ぬ間際に、不吉な言葉を残した。 「勇者よ。お主の存在が人間を破滅へと…