「真っ暗」を含む小説

パートで働く子持ちの主婦なのだが、この頃、夫の様子がおかしい。 もしや、浮気でもしているのか。疑ってみれば叩くと舞い上がるホコリで咽るほど。 突然の裏切りに目の前が真っ暗になるけ…

　厳島海斗（いつくしまかいと）は売れない作家で金欠気味の二十五歳。 　金は無い、デビュー以来本は出せない、編集からの連絡は半年ないの無いない尽くし。 　そんなお先真っ暗な彼だ…

「私ね、人の心が見えるの」 　暗闇に包まれた世界で生きる柊春香に、水上愛梨はそう言った。そして、切実に春香の救いになることを望んだ。 　春香は高校の頃数々の理不尽によってこの世の…

中央区・東京。 ここは、光り輝く区の顔と、真っ暗で静かな裏の顔が顕著に現れていた。 そんな裏表が入り混じる街のとある一角。 ビルの地下階段を下り、東西に伸びるその通路を右に進…

　俺は目を覚ますと、真っ暗な空間で美しい女神と出会う。 　どうやらこの女神は死んだ俺を異世界へと転生させてくれるらしい。 　しかも、異世界でも生きていけるように、スキルと呼ばれる…

　ある日、ぼくは夢の中で一匹の黒い猫になった。その不思議な夢の中でぼくは一人の女の子と出会った。その女の子の名前は、風（ふう）と言った。……、風は、ぼくの命を救ってくれた。 　…

ある辺境の村には古くから言い伝えがあった。 踏み入ってはならぬ守り神の山。遊び、友情、非行、三人の中学生が異なる目的からそこを登って行く。想像を絶する超常と出遭うなどとは知らず。…

いきなりアレですが、ホラーなお話ではございません。 ちがうんだからねっ((； ･`ω･´)ｱｾｱｾ だから怖くないよ〜 ウソじゃないヨ〜 ホントダヨ〜 婚約破棄からの断罪＆幽閉…

ここは「星上園」 地上から何千キロも離れた座標に浮かぶ、巨大な、けれど人の目からは見えない不思議な大地 そんな場所に住んでいる者たちは、「天使」と呼ばれていた。 丈夫な体、空を…

「お前って生けた屍みたいなもんだよな」 そう言われるほどの生活を送っているアラサー無職の引きこもり、幸田健司は価値を見出せない日常の中、夢で自称願いを叶える神様と出会う。神は問う…

海面が上昇し、地上での暮らしが出来なくなった人間は生き残るために自らの遺伝子を操作し、海の中で生きることを決めた。同じような授業に面白い娯楽も特にない退屈な毎日を過ごすハヤテは学…

目が見えない私。真っ暗で何もできない病室に一人ぼっち。不安で眠れない時もあった。そんな時に聞こえた貴方の歌。それが私を救ってくれた。 これは不器用な女の子と男の子のお話。

祝福は神より与えられし能力である。 生まれつき与えられるもので、祝福なら身のために。呪いなら害に。 祝福を与えられし者は祝福の種類によって重宝される世界で、デメリットが大きい祝福…

俺こと伊上　春斗(イカミハルト)は、気付いたらお先真っ暗謎空間に転移していた。

「あのさ！――おれの、家族にならない？」 　王国いちの教育機関であるニーア=イスカ修道院附属学園を卒業すれば、騎士や宮廷魔法士、聖職者、学者、議員、裁判官、大臣などの名誉ある職…

深夜の散歩。 久しぶりに手を繋いだ。 コンビニの袋をぶら下げて。 歩く二人を。 月明かりが照らしていた。 今夜は十五夜で。 近所にある神社に立ち寄ったら。 灯りも無く真っ…

大人気VRゲーム『SMV』。そのプレイヤーの黒曜　翠は不人気ジョブ・暗殺者を引き、どのギルドからも加入を断られて今日もボッチで狩りをしていた。突如緊急メンテナンスが入り、目の前が…

気の持ちようとかで、なんだかんだ最後はめでたしめでたしになりますように。 久しぶりに童話を、書いてみました。 朗読する様に声で入力しながら三十分で書いたもの。 タイトルを同日…

親を亡くして途方に暮れる玉雪嬢のもとに残ったのは、謎多き下宿人の『先生』だけだった。全てを失いお先真っ暗な玉雪に、先生は真面目な顔で「僕のメエドにならないか？」と持ちかけて…。

眠れない夜に、ふと思いついたことを書いていきます。超不定期です。夜中に書いていることもあって、意味不明な箇所があるかもしれませんが、｢コイツ、何言ってんだ｣って感じでやり過ごして…