「淡い青春」を含む小説

夏祭りの夜、ひとつの“りんご飴”が、ふたりの距離をそっと近づけた。 クラスで孤高と呼ばれる真白と、お祭り好きの赤城。 会話のきっかけは、りんご飴が大きすぎて食べられない――たった…

ぼけっとしているが頭の回転が早い「主人公」と人脈が広く「面白い話」を持ってくる「メガネ」。 二人と二人を取り巻く人々の日常の謎短編小説集。

甲子園決勝、プロも注目していた主人公ー神谷翔 自分のミスで敗北した責任感から野球を離れた彼は 新たな出会いで再びスポーツの世界へ戻っていく。 大学アメフトを舞台にした、熱い仲間…

黄金の光の注ぐバスティーユで出会って幸せで、でも、そんなわけはない、錯覚のように思えた。

“僕”と“あなた” “僕”の周りは目まぐるしく変化するが変わらない“あなた” “僕”と“あなた” “僕”は“僕”のままで “あなた”は。

高校生の冴木 凛華と真門 ルルの二人が会うのは放課後だけ 2人だけの時間には夜は訪れず、朝も来ない それならば、2人の時間は止まっているのだろうか

募集テーマ：【青春×人工知能】に応募している作品です。　近未来の日本を舞台としています。　Aiが当たり前となった世界で、主人公の少年が、潜水艇を自作する話です。　Aiがとても進化…

放課後の美術室に置かれたスケッチブック。そこに描かれていたのは、無邪気に笑う少女の姿だった――。誰が描いたのかも知らぬまま、その絵に惹かれていく美織。 そして、密かに想いを寄せる…

「割れた面には意味はなし」そんな"ことわざ"が伝わる街、銀來町。10年前そこに引っ越してきた藤谷 紗樹。そんな紗樹、偶々不思議な世界への入り口を見つけてしまう。その不思議な世界に…

　僕は、山下純太(やましたじゅんた)。 　関西の某大学１回生である。 　周りにはどうも冴えない男子と見られているようだが、そんな僕にも出会いがめぐってきた。 　板橋奏絵（いた…

生きる意味を見失って歩道橋で泣いていた少女は、少年から声を掛けられる。 「帰りたくないなら、俺と一緒に遊びに行こう」 「俺の分まで幸せになってほしい」 そう願った少年に連れ出…

人と関わることに難しさを感じ、一人で毎日ひっそりと学校生活を送る高校一年生の宇野ほのみ。ある日の放課後、学校の中庭で起こった暴力沙汰を目撃してしまう。現場に座り込んでいたのは、イ…

青い雪が降ったその日、世界は一変した。 突如出現した砂の巨大人形により、現代文明は一晩にして砂の下に埋もれてしまった。大人たちは忽然と消え失せ、残された子どもたちは逃げ惑うばか…

あらすじ 　人間関係を築くことに苦手意識があり、周囲の者の第二次性徴をうまく受け入れられないまま、身体だけは大人になってしまった。そんな大学生の斉賀永一郎は、友人に懇願され、行き…

俺は中学2年生の頃からASMR配信にハマっていた。 そして、雪本は時を同じくして、ASMR配信を初めた。 そう、もうこの頃に俺達は出逢っていて、もう運命は始まっていたのかもし…

★第一回オール書籍化コンテスト特別賞受賞作 夏休みも間近に迫った７月の末、京都の大学に通う大学2年生の主人公(水瀬友一)は、うだるような暑さの中、横断歩道の先で高校時代の元カノ…

集団に馴染めない僕と、人の中心にいて笑う彼。 絶対混じわる事がない筈の二人が、友達になるまでの物語。 「短編集」に公開しているものに加筆修正したものです。

ある雨の朝。 通勤途中の車窓から見かけた一片の風景。 恋に恋する、まだ幼い想いたち。 オバサンが勝手に妄想を膨らませ書いてみました。 こんなネタにされているとは思いもしないであ…

少年少女のうれしはずかしコイバナ。 投稿サイトデビュー作の改稿転載。