「泣ける 悲しい」を含む小説

なぜ生きているのか、わからない。 自分を追い詰めてしまう。 そんな『俺』を救った『あの人』との恋物語です。

突発性日間性転換症候群という一日一日性別が変わる病気にかかってしまった守山ミキと大津リン。 男の子として生きていた守山ミキは9歳、大津リンは中学3年でこの病気を発症してしまう。 …

幻想小説、大人向けの童話など。 むかしの短編作品をサルベージ。 　

「ブシ先生！好きです！」 いつものあいさつ、いつものいなし。 凍り付いた時間は、彼女の「憑依」からはじまる。 教師が取り出し、なぞをかける「白いハンカチ」は、いったい何を意…

この辛く悲しい出来事は私たち二人を紡ぐ。 この物語に入り込める人だけが涙を流す。 涙を流すことを忘れた私は、担当になった主治医。杉村将哉によって救われた。 すでに人としての心を…

その男は迷っていた。フェンスの無い屋上で、今日ここから飛び降りようと――。 そこに少女が現れる。それは、偶然の出会い。 そして、自殺志願者と少女の僅かな時間の物語が、幕を開け…

私はクマのぬいぐるみ。 嬉しいときも、悲しいときも、ずっとキミをみていた。 世界中のだれよりも、キミといっしょだった。 だから、これからも、ずっといっしょだよ。

クラスメイトたちから痛めつけられる成沢を、「私」はずっと見つめていた。10代だったあの頃。「私」は永遠に手を伸ばした。