「昭和初期」を含む小説

「連載中」としていますが、基本的には一話一話が完結したものとなってます。 　したがって、どの話を読んでいただいても結構です。 　一部には数話が連関しているものもあります。 　…

異形『怪』道中（いぎょう『かい』どうちゅう） https://kakuyomu.jp/works/1177354055088226366 上記物語の続編になります。 ※昭和初…

本当にあった話。 昭和初期から平成20年頃までのお話です。

「もちろん、本物のお姫様にはなれないわ。キヨちゃんはね、お姫様のお友達になるのよ。華子様っていうお姫様の、お友達になるの」

私が好きな幻想文学のことを、備忘録としてメモしておきます。SFと幻想の中間にあるような作品が好きです。 ちゃんと幻想文学のことを知りたい方は、信頼できるブックガイドを読んでくだ…

昭和初期、南埼玉郡花沼村。梨農家である小野寺家の使用人の子、佐々木良太郎は、小野寺家の後妻の子どもとして村にやってきた双子の姉弟、馨と邦正に出会う。良太郎の人生は、馨、そして邦正…

「やっぱり僕はまたこうして君に会うんだ。1秒でもいいから、一目見るだけでいいと思ってたのにー。」 時代は昭和初期。一人の男、清鷹は絶望の淵にいた。愛してやまない女、吉乃とはもう元…

昭和時代中頃から平成時代に生きた男女の物語。 やがて令和になり、子や孫に囲まれ、ひっそりと生きる女性、かつ子の物語。

昭和初期 財を成した企業家の息子・河原は妻・春代との関係に悩んでいた。 彼女は没落した華族の令嬢であり、 河原家は彼女の家名を"買った"事で手にした。 それは本当の愛と言えるのだ…

僕は東洋一の町へ、最先端を学びに行くことにした。 この村から鉄道で。

雪の日の忠臣蔵、雪の日の二・二六事件、何故か、雪は時の流れをいったん白紙に戻そうとする役割があるのだろうか。とはいえ、いずれもあだ花が散っただけといった虚しさが、日本人の心に響く…

昭和初めの神戸のホテル。外人相手の歌手の女は過去を語らない。しきりに亭主のいるらしい上海に渡りたがっている。素行不良で旧家を放逐された画家の男は女の手助けに奔走する。恋愛未満の奇…

時は昭和初期。 震災から復興した帝都では、演劇が盛んに行われ…数多の劇団が旗を揚げていた。 しかし帝都といえども広くはない。時間も場所も、演者どころか客すらも限られているこの場所…

今は、酔っ払いでちゃらんぽらんな❝びーる男爺さん❞ばってん、激動の昭和から平成・令和へと細々と活きた東森シゲルくん。思い出話から現実へ　２０２４年もドップリ暮れはじめ、巳年の２０…

二十年以上昔に書いた、老若男女対象の官能小説を目指して書いた純文学（風）小説です。 これを書いた当時は全年齢対象のつもりでしたが、保険としてレーティング（暴力描写有り／性描写有り…

昭和初期に起きた、とある殺人事件。 干乾びた女性の遺体は唇だけが鮮やかなままだった。 なお、この物語は当時、事件を担当した元警察庁執行官、宮乃鋳織（みやのいおり）氏による、調査…

昭和初期。 雨に降られてたまたま入った銀座の「カフェー･シャトン」では、幼い少女が「鉱石（いし）の辻占（つじうら）」を売っていた。女給のうた子にせがまれて、辻占を買った佑（たすく…

激動の昭和初期。作家を生業とする風間は、避暑のため軽井沢高原へ訪れる。そこで出会ったのは、黙々と山々を写生する少女だった。名家の令嬢だという志乃と、風間は徐々に惹かれ合っていく。…

時は昭和初期———。 美人活動家、稲田朋子は治安維持法により逮捕される。 国家権力の魔手に堕ちた朋子は苛烈な拷問を予期しつつ、恋人、石橋一道の所在だけは明かさぬと心に誓う。 が、…

X（旧：Twitter）での企画「#novel首塚」参加作品です。 ぼんやり大正時代〜昭和初期あたりを背景とした、高等遊民の青年と金髪碧眼美男ならぬ美首の不思議なお話です。※キス…