「#カクヨム甲子園」を含む小説

俺──佐々木直哉には幼馴染がいた。 その名は服部里奈。 彼女は人気声優として活動するが声優となってもその距離感は未だ変わらず。 そして彼女はいたずらに囁いていく。 推しの言葉を…

クズ女、所謂アタシ。小汚い部屋には、家主のアタシ以外にも1人だけクソガキがいる。 家で勉強でもしてればいいものを、こいつは懲りずにアタシの家に入り浸って。 どうしたもんかね、と頭…

マイペースな趣味人、水ノ江遥斗（みずのえ はると）は、ゲームと音楽に没頭し、他人との関わりを極力避けて生きてきた大学生。 そんな彼が、ひょんなことから食品研究サークル主催の合宿に…

　あの日、親父が死んで葬式があった日に僕のもとに現れたのは一人の少女だった。二日目にして「付き合ってよ」などと言ったりする彼女に僕は戸惑いながらも次第に心の扉が溶かされていく。 …

夏休み。柳鮮希は、同級生の小谷鈴を殺した。まだ彼らは小学6年生だった。 この作品はフィクションです。実際の出来事とは一切関係ありません。 後から展開を変える可能性があります。

瘡蓋をむきました。まだ痛いです。 どうか、今いじめられている人も、いじめている人も、過去にいじめられていた人も、いじめていた人も、誰もが穏やかに眠れますように。 追記 カクヨ…

今年もひさな市に、異能が「うっかり」あふれ出す春が来た。 異能研究都市ひさなの騒がしくもどこかあたたかい、 高校生に視点を向けた春の群像ニュース連作短編集。

少年は不思議な世界で一人の少女と出会う

人類を護った光の巨人、バーミリオン・アルカナが地球を去って六十年近くが経った。 環境悪化の一途をたどる地球から逃れた人類は、大船団を成して長い旅に出た。 コールドスリープを繰…

転校を繰り返す高校1年生、カヅモリ。 母はイギリス人、父は日本人のハーフだが、彼自身は生まれも育ちも日本の純日本人。 その容姿を活かして、わざと“外国人キャラ”を演じるカヅモリは…

じいちゃんが死んだのは、１週間前のことなのに。 俺はまだ、その死を受け入れられないでいた。

男は欠けていた。 何かが欠けていると知っていた。 しかし何が欠けているのかを上手く表せなかった。 少女はそれを解明しようとした。 青年は答えを知っていた。

西暦21XX年。人類はかつて御伽話だと言われた異星人との邂逅を果たす。だが、対話を試みた人類への返答は、ビームとミサイルの雨であった。抵抗虚しく追い詰められる人類。最後の防衛戦に…

肝試しとして山に入った2人は一つの小屋を見つける。 一応ホラーに設定しますが、全然怖くありません。 カクヨム甲子園2025応募作品。

『現実世界で、動画サイトみたいに字幕、一時停止の機能が使えたら……なんて、思ったことはありませんか？ そんなあなたのためのグッズです！！』 そんな謳い文句と共にフリマアプリで売ら…

少し実話の空想の話です。あの日、主人公は大自然に隠されているトンネルを見つけた。迷わず、進もうとした時、先生にバレて、結局入ることが出来なかった。そして、高校生なった今、あの日知…

【祝！カクヨム甲子園2025 中間選考突破！】皆様ありがとうございます！ －実話を元に書いた、子供が関わる闇について－ 処女作となりますので、上手くはないのですがよろしくお願いし…

音楽院の特待生として、山奥の寄宿学校に入学した少女、春樹。彼女を迎えたのは、美しいヒツジが放し飼いにされた静かな自然と、才能あふれる若き音楽家たちだった。 だが、ある日を境に、…

「人間に会ってみたい」 そう願った少女は、ある日、施設を飛び出した。 機械に育てられた少女、ローズ。 無垢な好奇心が導いた脱走劇の果てに、彼女は“人間”の残酷さと、“機械”の…

ある日、空からふしぎないきものが落ちてきた。記憶も名前もないそのいきものは、目をきょろきょろ、耳をぴくぴく、そして言いました。 「しりたい。なんでも、しりたい」 森のどうぶつたち…