「短編 現代ファンタジー」を含む小説

高校三年生の俊介は、家族なんていらないと思っている。そのため家族に対して、日々傍若無人に振る舞い続けていた。そんなある日友達の敦史から、子供が家族をチェンジすることができる法律が…

放課後、偶然出会った“願いの叶う泉”。 願ったことは、すべて叶った。 けれど、その“甘美な罠”に気づいたときには、もう逃げ場はなかった―― 【ダーク × 現代ファンタジー × …

いわゆる奇譚に分類される物語を掌編ないし短編形式で不定期にお届けします。 頭から順にでなくとも、お好きなものから摘まんでいただければとーー

重い導入ですが、ぜひ2話まで読んでみてください。 平凡で目立たない高校生活を送るナツメは、ある日世界から特定の色が消失していることに気づく。雨粒の透明感、空の物足りなさ、制服の…

喪失を抱えた男が、ひとりの女性と出会い、 やがて、言葉少なに、静かな日々をともにするようになる。 不器用なまま、与え、受け取り、 ふたりは、情熱と痛みを少しずつ分かち合っていく…

人の頭の中ってどうなっているんだろうって、誰しも他人の頭をまじまじと見つめたことはありませんか？他人の「思考」ではなく、頭の中そのものがどうなっているかです。脳があるとするならば…

今日は夏祭り。たくさんの人が自由に飲んで、食べて、遊んで楽しんでいる。…それは、人以外も例外ではない。普段は見えない、裏側の世界。 今日は特別に、私と一緒に見ていこう。 1話…

小さな町に昔から植えられている不思議な木。夢を叶えた人が木の前に立つと、その木は蜜柑を実らせます。 いつ、何のために植えられたのか誰も知りません。 蜜柑の木が見守った二人の少女の…

気づけばワタシは少女と向かい合っていた。 彼女はワタシが死んだと言うが、だとすれば君はいったい何なのか。 「さて白河さん、これからあなたの話を聞かせてもらいましょうか。正確には、…

雨の日にだけ現れる不思議な古書店「月と時」。 そこには美しい店主・西園侑（27歳）と、美少女と見紛うばかりの助手・如月冴（22歳）、そして黒猫のみぃちゃんがいる。 この古書店を訪…

最初は、ただの好奇心だった。 見知らぬアカウントから届いた一通のDM。 「あなたの願いを叶えます。“いいね”を押してね。」 軽い気持ちで押したハートマーク。その夜から、俺のフォロ…

この世の地獄、絶望の後にはかならず、幸運が舞い降りる。運命と宿命が合わさり、選んだ道とその後の物語 原初　澄明の守護者完結後の短編 本編には結局入れられなかった、あとがき後…

歯科医院で、横になり、ガーゼで視界を遮られ…… 信頼関係が成り立たないと恐怖でしか無いと思ったことはありませんか？

最近、よく星が降る―― 星が降る世界で、少年と不思議な力を持つ少女が織り成す青春群像劇

誰でも心の中に、あの時、ああしてあげればよかったっていうことありますよね。

地方の古い学園、旧校舎の奥に「絶対に振り返ってはいけない階段」がある。 鏡張りの階段を登ると、自分の心の奥底に眠る罪悪感やトラウマが映し出される。いじめの傍観、家族への憎悪、S…

「にゃー」の一声が、世界を少しずつ変えていく。 AIと猫と、やさしい日々。 社会人1年目のあず、頼れるAIのぴーちゃん、そしてずっと一緒にいた猫のぴよ。 一人と一匹と一台が紡…

目覚めるたび、どこかに違和感を抱えたまま今日を生きている青年。 繰り返される時間の中で浮かび上がる断片的な記憶。 沈黙の中に隠れていた言葉がもう一度誰かに届くとき、世界はやっと動…

サクッとショートショート。不穏＆不思議が多め。ファンタジーとかSFとかジャンルごった煮。

　昭和54年、通天閣のお膝元、大阪・恵美須西。人情とソースの匂いが染みつくこの町に、一軒の不思議な駄菓子屋があった。その名も「まぼろし堂」。店主のフミばあと、番台でふてくされる三…