「【いいね！】 短編」を含む小説

綺麗な物語ばかりの中で、私は“違う”を書きたかった。 読み心地のいい話じゃない。 それでも、あなたの心に何かを残せたら、それでいい。

これは、雄の黒猫の物語。 彼はかぎしっぽであり、黒猫でかぎしっぽと言えば「幸運の猫」と言われています。 あの時、彼はどう思っていたのか？ こう思っていたらいいなぁ。 それを小説に…

　料理の音が好き。 　卵を割る音。かきまぜる音。 　肉の焼ける音。油の跳ねる音。 　トーストのジジジジ。 　コーヒーメーカのこぽこぽ。

ワンシーン掌編～１万字の超短編をジャンルごった煮。 単発で上げても読まれないのなら、ドンドコ詰め込んで更新のたびに目にとまる機会を増やせばいいのだ☆ 　 ▽ 作品検索用 私の…

二日程意識を飛ばしていたのは風邪を拗らせぶっ倒れていたからである。 一人暮らし、ちょっとした体調不良が命取り。今回は辛うじて生きながらえたが、まぁ酷い有様。布団の中は汗と大小便…

灯と由美は幼馴染。いつでもどこでも二人は一緒で、他愛のない日常。

　自分以外は何も見えない真っ暗闇の空間を地獄へ向けてひたすらひたすら急降下していた果てしない年月、キーちゃんはどんな人生を送ってたんだろ。幸せだったかな。そうだといいな。私みたい…

朝食二人分、俺と彼女のハムエッグを用意する。 卵とハム。焼くだけで最高のおかずになる二品目。栄養価が高くコスパもいい。ここに納豆をつければパーフェクトオブブレックファースト。敵…

誰かの願望。発散できない何か。もしかしたらここにあるかもしれません。

西谷百香ちゃんは、今日もりんごさんとお話ししています。 返事は「しゃり、しゃり」。 でも、それでいいの。 笑ってくれたら、それでいいの。 糸電話の糸は切れているのに、声だけが届…

掌小説。400文字くらい。 こんな女の子いたらいい

私が、最近の「チート転生」や薄っぺらい理由で覚醒する「ざまぁ系」にウンザリしていた時、気付いたのです。 無いなら自作すればいいじゃん！（技術者脳） 今までの「チート」や「ざまぁ」…

王国のとある貴族の令嬢・メイベルには、仲のいい5歳年上の従兄弟がいる。 メイベルが10歳の時、彼は突然こう言った。 「ご機嫌だね？　何を考えていたのか、『お兄様』に教えてごらん…

10万人が見守るライブ配信の最中、トップインフルエンサー「REINA」は毒を煽り絶命した。画面に映っていたのは、完璧な笑顔と、無数のコメントだけ。これは衆人環視の自殺か、それとも…

おむすびがころがっても、追わないほうがいいかもしれません。 たとえ穴の中から「おむすびころりん♪」と聞こえても―― むかしばなしパロディ掌編

「好きな人に花を贈りたいんです」 「一緒に選んでくれませんか？」 片想いしている後輩の緒方くんから、そんな頼み事をされてしまった早川さん。失恋確定に大混乱の彼女は「いいよ」とつ…

いい話が書きたかった。 茶色のブラインドを眺めた。 窓からは、気持ちの良い風が吹き込んでくる。 父が来た。 「母さんが、死んだんだってさ」 ふくらはぎが、痒かった。

一途な座敷わらし×お人好し20代男子。ほのぼの和風ファンタジーBL。 一万字制限で書いた短編。 10年ぶりに訪れた無人のはずの祖母の家で、敏明は自称、座敷わらしに出会う。 座敷わ…