「ほっこり」を含む小説

ギルドの受付嬢の『リーナ』は、ダンジョンで妖精に助けられたという冒険者たちの話を聞く。しかしそれは不思議な話だった。だって、もうこのダンジョンに妖精は居ないハズなのだ…… 短編…

湖の孤島に冤罪で幽閉中のルシリカ。食材を求めて入った東の森。そこでうっかり『ふわもふな妖精』を連れて帰ってしまいました。【KAC20251】第1回の続きになります。妖精さんにほっ…

〈KAC20252 お題「あこがれ」参加作品〉 3月中旬、髪を切りにいつもの美容院を訪れた並木 綾乃(なみき あやの)は、美容院から出てきた10代後半の女の子とすれ違う。

イケメンマスターと愛犬のモクが素敵な料理でお迎えしてくれる、少し変わったパスタ専門店。お店を訪れるのは、何故だか訳ありの、少しこころがお疲れ気味のお客様が多いのだが…。

　できることと、できないこと。憧れの行き先をさがして。

中学の同級生だった「のんの」と「しーちゃん」。 当時はそれほど親しくなかった私たち。 別々の人生を歩み、50歳を過ぎたころにばったり再会。思いがけず始まった、しーちゃんちでの、ふ…

幼稚園でお雛様を作った双子の美玖と幸樹。 美玖はひな人形を欲しがっている。 そこで私はとある提案をする。 4歳の双子がひなまつりを楽しむお話です。

現代ファンタジーというジャンルに初挑戦。もうすぐ雛祭りなので、それをテーマに書きました。 主人公は小学生、マイペースな女の子です。ほっこりとした春のひとときをお楽しみください🌸 …

写真撮影が趣味な私は、一人でライトアップ会場に向かう。 出会ったのは、他人を撮影するのが好きな男性。 彼は私に一緒も、写真を撮ってあげようかと提案して―― 何気ない日常にありそ…

世の中には色々な人間がいるもので。 人それぞれのフィルターで面白いと思ったり興味を持つことは異なるけれど。 自分のフィルターに引っかかった毒にもくすりにもならない出来事やつぶやき…

本当なのか嘘なのか、『数』にまつわるちょっとだけ心と足元がひんやりするような『私』の話を集めた短編集です。 ※不定期更新となります。

　東京都中央区日本橋。 　高層ビルが林立し、高級ホテル、一流企業のオフィス、おしゃれな飲食店、モードなファッションを扱う店などが存在する場所。 　まさに東京といったこの場所に、時…

雪が降るバレンタイン、大学生の「俺」は、無情にも彼女から別れを告げられる。 学生寮に帰って、相部屋の慎也にこのことを話すと、いきなり「カレーを作るぞ」といわれ…

都会の片隅にある小さなネイルサロン「ひだまり」。そこは、仕事や学校、日々の生活に少し疲れてしまった人々がふと立ち寄る癒しの場所。ネイリストは、優しい笑顔と丁寧な施術で訪れるお客さ…

幼い頃、俺はケーキ屋になりたいと夢を語った。 「じゃあ、じいちゃんが1番最初に食べるぞ！」 そう言ってくれた植木屋のじいちゃん。 だけど、大人になる前に、じいちゃんは旅立ってしま…

絵本作家のアトリエで取材を許された雑誌記者。 お茶目な絵本作家へのインタビューは和やかに進んでいくのだが……。 さっくり読める2000字のショートショートです。

日常生活で、ついイラッとしてしまうような事をしでかす人々。 キュンとしたり、ちょっとホッコリするような事をしてくださる人々。 そんな事を、ストレス発散や感謝を兼ねて、気ままに綴っ…

※ホラー要素はありません　　　　　　　　　　　　　　　　 中学生の壮真はある日、「コックリさん」という霊を召喚し、占いをする儀式をしようと、同級生の蓮から誘われる。 そこに、…

昔住んでた田舎の神社に久しぶりに来てみたら、昔遊んでた神様の女の子が普通にいた話。とても小さな物語です。ほっこりでちょっぴり切なげ。

　“俺”の“彼”女、略して「オレガノ」。 　レンタル彼女の利用料は現金ではなく、「あなたの手料理一食分」。ただそれだけ。 　ただし、デートに連れていく際の縛りはたくさんある。制限…