フードファイターが異世界に！　～～女神様、その使命は童貞デブには荷が重すぎます～～

≪エルフが欲しいか？≫

その言葉をきっかけに、男は異世界に旅立つ。

男は大食いタレント、フードファイターと呼ばれていた。
背は高く体は横に広く、まるで力士のようだ。
顔は脂肪に覆われ醜く、白豚と馬鹿にされていた。

≪敬虔な信徒――白木琢磨よ。汝は艱難辛苦を乗り越え、エルフを手にいれて見せるか？≫

女神の問い掛けに男は答える。

「愚問です」

その瞳は燃えている。

「――――エルフを欲するッッ！！」
　
魂の叫びと共に異世界へ！

女神の依頼を遂行すべく、異世界と現代で大食いクソデブが大暴れ！

『我が使徒、城木琢磨に命ずる！　あのクソエルフに孕ませお仕置きセ〇クスをしなさい！』

「……なっ、なんだってぇ！？」

女神様、その使命は童貞デブには荷が重すぎます……。