概要
奪われたリアフを取り戻すため、月の乙女は戦乱のただなかへ舞い降りた
マテアは月光界で月光母神に仕える者として、仲間の乙女たちと平和に暮らしていた。
月誕祭がくれば、両思いの青年ラヤと結ばれることになっている。仲間たちからお似合いと褒めそやされ、その日の訪れを待ち望みながらも、内心では自分がラヤにふさわしいか悩んでいたマテアは、ある乙女の知恵を借りて地上界へと降り、そこで出会った男に大切なリアフを奪われてしまう。
マテアは誓った。月誕祭までに絶対にリアフを取り戻す。たとえ殺人を犯すことになったとしても――――
月誕祭がくれば、両思いの青年ラヤと結ばれることになっている。仲間たちからお似合いと褒めそやされ、その日の訪れを待ち望みながらも、内心では自分がラヤにふさわしいか悩んでいたマテアは、ある乙女の知恵を借りて地上界へと降り、そこで出会った男に大切なリアフを奪われてしまう。
マテアは誓った。月誕祭までに絶対にリアフを取り戻す。たとえ殺人を犯すことになったとしても――――
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