荒れ地の領主となった悪徳令息に転生した子供はわがままにやりたい事をやる

※ただ頭を空っぽにして読む小説。深い事は何一つありません※

辺境伯の長男キャンバル・インハイムは悪徳な事を繰り返し、遂に父に勘当されて国境近くの荒れた土地に領主として飛ばされた。
荒れた土地でも非道を繰り返していたキャンバルだったが、ある日熱を出してしまう。
だが、それをチャンスと思った配下は、誰も世話をせず放置した結果、数日も高熱を患い死の淵に立たされたのだがキャンバルは奇跡的な生還を果たした。

だがしかし！

生還したキャンバルの様子がどうにもおかしい。

「おじいさん！　ここはどこですか？」
「え～このご飯しょっぱすぎるし、量も多すぎるよ！　減らしてよ！」
「え～税金？何それ？食べれないの？じゃあいらない」

今まであくどいことの限りを尽くしてきたキャンバルが聖人のようなふるまいを…続きを読む