概要
ここは誰も拾わなかった言葉の永遠の標本室
この街には誰にも拾われなかった言葉たちが落ちている。 カビの生えた決意、透明な大丈夫、誰にも届かなかった愛してる。 瓶詰め屋のあたしは今日もそんな言葉を拾い、瓶に詰め、棚に並べる。 これは忘れられた言葉たちの小さな標本集。
【一話完結。連作短編形式】【1部2部完結済】
【一話完結。連作短編形式】【1部2部完結済】
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰にも届かなかった言葉が、世界を救う。
読んでいるうちに、「言葉」は口から消えて終わるものではなく、誰かの心を離れたあとも生き続けているのかもしれない、と本気で思えてきました。瓶詰め屋の「あたし」が善悪で切り分けず、傷ついた言葉にも静かに居場所を与える姿勢がとても印象的です。
特に、同じ「またね」でも宿る想いによってまったく違う存在になるという発想には、何気なく交わしてきた言葉を振り返りたくなりました。私は、ある場面で光を放つ一つの言葉に強く心を動かされました。きっと最初は小さな独り言だったはずなのに、時間を重ねることで誰かを支える力へ育っていく。その描写は、この作品全体が伝えたい願いを象徴しているようにも感じます。
優…続きを読む