『カクヨム』というサイトに参加して感じられた深い思いをつづられたエッセイ。作者様の熱意と思いやり、それは確かにひとつの温石として、読む人を温めてくれるはずです。寒さに震えながら『カクヨム』を開いているあなたに、どうぞ。
カクヨムで書くこと、読むこと、そして続けること。その全部が、こんなにも丁寧な言葉で語られる文章はそう多くありません。なぜ読まれないのか。なぜ続かなくなるのか。その答えを感情論でも精神論でもなく、実感として静かに差し出してくれます。「ヨム」ことの意味、交流の温度、そして“温石”という美しい比喩。これはハウツーでも自己啓発でもなく、同じ場所で書く人への、そっとした手渡しの言葉です。創作に少し疲れた人、誰かの反応を待ちながら不安になっている人に、ぜひ読んでほしい一篇です。
カクヨムを始めたばかりの初心者の人にも。カクヨムを始めてからしばらくたった経験者の方にも。このサイトに携わる人には読んで欲しい創作論だと思います。素晴らしい小説を投稿しても、読まれないことなんてよくあることです。誰にも見つけられず、ネットの片隅に埋もれてしまうのはざらです。だからこそ、『ヨム』を大事にして欲しいのです。他人の作品を読んで、輪を広げ、糧にすることで、読まれる機会は増えていきます。なので、皆さん。楽しく『カクヨム』をして参りましょう。それが読まれる為の第一歩だと思います。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(220文字)
「書く」だけではなく「読む」ことの大切さ。そして、交流が作家を育てていくという視点をまっすぐ語った文章です。カクヨムという場を単なる投稿サイトではなく、「人が人を温める場所」と捉えた "温石"という比喩がとても美しく、心に残りました。創作とは孤独な営みでありながら、決して一人では続けられないものだということを、静かに教えてくれる一作です。
本作は「カクヨムで活動するとは何か」を、作者の経験から掘り下げたエッセイです。読まれない作品への歯がゆさ、反応のない創作の苦しさを見据えたうえで、「読むこと」の大切さを語ります。温石という比喩は、創作コミュニティの在り方を端的に示すと同時に、読む側の責任も浮かび上がらせるようでした。創作を続けるための現実的な温度が、伝わり、書く人にも読む人にも刺さる、創作論でした。
このテーマ、カクヨムにいらっしゃる全員に共通することだと思うんです。読んだ感想を、書く、伝える。その作業がその作品を育てあげると思うんです。そして、新しい作品を拾う。もしかしたら、その新しい作品は、大きく羽ばたくかもしれないんです。レビューや感想は、作品作りの助けに必ずなると私は信じています。だから、皆さん、レビューしましょう。そんなことを考えさせていただきました。
カクヨムは「カク」だけじゃダメで、「ヨム」も要求されるという、カクヨムの『定石』を教えてくれる短編です。お勧めします。
私も頑張ります
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