概要
前世で理不尽な死を遂げた主人公の、今世の武器は、魔力やスキルをトイチで貸し付けて【没収《サシオサエ》】する、絶対的な契約魔法。
「もう何も奪わせない──────
奪われる前に、すべて奪ってやる」
表の顔は、
無能を装い知略で暗躍する【ハイディア】
裏の顔は、
圧倒的実力で無双するサブアカ【ハイド】
王立魔法学院やギルドで出会うヒロイン、仲間、そして主人公すら喰わんとする美少女配下。
ライトな異世界モノに飽きた皆さまに楽しんでいただきたい『毒』
心理戦/ノアール/曇らせ/群像劇/叙述トリック/サスペンス/クライム要素……ダークな質感をファンタジー世界に内包しています。
第0章の転生編、第1章の学園編、第2章の夜の王編、どこからでもお楽しみ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魔王同士の価値観が激突する緊迫の謁見回
第64話は、物語の空気が一段と“政治劇”へと深まる回だ。
派手な戦闘はないが、魔王同士の謁見というだけで場の緊張が張りつめ、読者は自然と姿勢を正してしまう。
● 会話だけで伝わる圧力と知略
主人公側は冷静に、相手側は余裕と野心を滲ませながら、互いの腹を探り合う。
この“静かな駆け引き”が非常に読み応えがある。
力の誇示ではなく、価値観・戦略・種族観の差異が会話に滲むのが面白い。
● ルナの存在感が際立つ
参謀としての洞察、主への忠誠、そして一瞬の鋭さ。
彼女の発言が場の空気を変える瞬間があり、読者としては思わずニヤリとする。
● 世界観の奥行きが広がる回
魔族の政治構造、人間との関係性、種族…続きを読む - ★★★ Excellent!!!運命だって、利用してみせる
主人公はある宿命を背負って新しい世界に転生し、そこから人生を歩みなおす物語です。
彼がもう一度生きることを選んだ理由はここでは語らないものの、悲しい業を背負わされていることは注目すべき設定です。
舞台は人や命の価値は儚い、差別ありきの世界観。それでも主人公は本人が口にはしないものの、命は尊いものと認識しています。その認識が、前世で得たかけがえのない宝物のように人格の中心で息づいております。
時に苛烈な表現で戦闘描写をし、容赦ない魂の選別を行っているようにも見えますが、相手の種族に関わらず、己の正しいと思うやり方で避けられる争いは避けようとしている面に、主人公なりの美学や価値観が反映されていま…続きを読む - ★★★ Excellent!!!読まないという選択肢はない!
この物語は『読まない』という選択肢が存在しないのです!
まず、登場するキャラクターたちが魅力的です。
作品の中で生き生きと躍動し、私たち読者をぐいぐいと物語の世界へ引きずり込んでいきます。
そして、その舞台となる世界観の緻密さ!
練り込まれた設定の上で、全ての出来事が必然として繋がっていく快感は、見事としか言いようがありません。
何より、作者は読者を退屈させる方法を知らないのでしょう。
息つく暇も与えない極上のテンポで展開されるストーリーは、脳内に直接、鮮やかな映像を映し出してくれます。
ええ、もう一度だけ言わせていただきます。
この作品は、断…続きを読む