概要
自分の足でどこまでも
せっかくの休みの日は、歩こう。
どうせ一人なのだから。誰も止めない。誰も咎めない。
いや、一人だから、どこへでも行ける。
孤独を究めよう。憂いが晴れるほど、歩くのは楽しい。
どうせ一人なのだから。誰も止めない。誰も咎めない。
いや、一人だから、どこへでも行ける。
孤独を究めよう。憂いが晴れるほど、歩くのは楽しい。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!これはただの散策ではない、唯一無二の冒険である。
本エッセイは蓬葉 yomoginohaが休日に目的地へ徒歩で向かう中で体験したこと、そして体感したものの記録である。
なによりもまず内容の細やかさと濃やかさに驚きました! 著者さんは普通の散策を飾り気なく、それこそさらりと綴っています。だというのにこれがものすごく起伏に富んでいておもしろいのですよ。
なんでもないことから「なにかある」を見つけ出すのは非常に難しいことです。それをその人ならではの視点で見極め、「なにか」を掬い上げていくのはさらに難しい。本作はそれをページがいっぱいになるまで掬っているだけでなく、著者さんならではの視点で表現している。だからこそです。なんでもないはずの散…続きを読む