優しい言葉で綴られる優しい時間

そこに優しい言葉がある

昔は葉っぱにメッセージを書いて、気持ちを伝えたんだって
そんな「言の葉」を集めたら『玻璃の音*書房』ができたんだ
・・・って、私はそう思う

透き通って手が届きそうなのに、届かない
柔らかそうに見えて、それは硬く研ぎ澄まされてる
暖かい春の光のようだけど、触れると氷みたいに冷たい
優しい色合いだけど、何も言ってはくれない

硝子は全てを透かしているようで実はそうでもない
まっすぐ出ていくこともあれば
曲がっていくこともあって
跳ね返ってもどってくることもある

人を見ているようで、自分を見てる

それを彼が理解できるのは
どれくらい先なのだろう

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