優しい言葉で綴られる優しい時間
- ★★★ Excellent!!!
そこに優しい言葉がある
昔は葉っぱにメッセージを書いて、気持ちを伝えたんだって
そんな「言の葉」を集めたら『玻璃の音*書房』ができたんだ
・・・って、私はそう思う
透き通って手が届きそうなのに、届かない
柔らかそうに見えて、それは硬く研ぎ澄まされてる
暖かい春の光のようだけど、触れると氷みたいに冷たい
優しい色合いだけど、何も言ってはくれない
硝子は全てを透かしているようで実はそうでもない
まっすぐ出ていくこともあれば
曲がっていくこともあって
跳ね返ってもどってくることもある
人を見ているようで、自分を見てる
それを彼が理解できるのは
どれくらい先なのだろう