概要
国家の崩壊の時…人は何を思うだろう
とある世界のとある国の崩壊…これはその話である。
世界には、幾千の王、幾千の議員、幾万の貴族、幾万の市長、町長、村長…つまり政治家がいる。
そのなかでも、最高、最悪の政治家と呼ばれた男である、ホーティ共和国第27代大統領であり、後に皇帝エネルティア1世となったエネルティア・ジキオノスの生涯と、ホーティ共和国の崩壊を書いた物語である…
世界には、幾千の王、幾千の議員、幾万の貴族、幾万の市長、町長、村長…つまり政治家がいる。
そのなかでも、最高、最悪の政治家と呼ばれた男である、ホーティ共和国第27代大統領であり、後に皇帝エネルティア1世となったエネルティア・ジキオノスの生涯と、ホーティ共和国の崩壊を書いた物語である…
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!架空の歴史書
もうちょっとこう……進めばちょっとおもしろそう。変わった表現。
※12月追記
ずっと、なんというかこのお話の真意が図りかねて、読んだり止めたりを繰り返していたけれど、キャッチコピーを見てようやく読み方に気づき(遅ぇよ)、再読できた。
ドイツ帝国興亡の歴史をwikiで読んだような不思議な満足感を得られた。かつての名だたる帝国が、様々なきっかけできな臭くなっていき、暗殺の応酬がなされた辺りからは怒濤のように崩壊に突っ走っていく様が端的に描かれている。「そりゃそうなるよなぁ~」とコタツにぬくぬく入りながら人の不幸を舐めるという楽しみ方ができた(不適切だとは思う)。
興亡の歴史の狭間で翻弄されてき…続きを読む