深緋の恵投(ふかきあけのけいとう)

作者 銀鏡 怜尚

偶には長編を読もう!この作品は絶対に後悔させません。

  • ★★★ Excellent!!!

非常に面白いです。星を3つ超にしたい。今日時点で、既読者の3分の1強がレビューし、その殆どは星3つの評価という事実が、それを証明してします。
医療サスペンス活劇という言葉が有るかは知りませんが、そういう作品です。読んでも面白いですが、ドラマにすると面白いだろうなと思いました。
その点では、海堂尊先生の作品に通じるものが有ります。また、人間関係は東野圭吾先生の雰囲気。つまり、夷也荊さんの意見に賛成です。私は、登場人物紹介を読んで、”白い巨塔”路線かと想像したのですが、良い方向に予想は裏切られました。
作者は、書籍で読まれることを念頭に置いているなぁと私は感じるのですが、後半が盛り上がるように構成されています。四章からは一気読みです。長島スパーランドのジェットコースター並みに、活劇風の展開となります。三章までで7〜8万字あると思いますが、それを堪えて四章まで辿り着いてください。
また、各章の末節に別エピソードが編み込まれているのも、洒落ています。ちゃんと時間軸を合わせて本筋に収斂させるのは見事です。
最後に。色彩の言葉に対する作者の拘りを感じました。

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