タイトルで引きつけられました。「欠落症」の設定も興味深いです。二人称というのもおもしろいかもしれません。
『愛原そよぎのなやみごと』で特別賞を受賞しました。 『青春ラブコメにゲームオーバーはありえない』発売中。 ツイッターアカウント。よかったらフォローお願いしま…
二人称で語られる、こことは違う世界。『欠落症』に悩む少女たちの問題を、主人公――「貴方」が解決する物語。「家族愛」や、登場人物の「やさしさ」に心が揺さぶられる、素敵なお話しでした。
二人称と言う書き手にとっても読み手にとっても、扱いが難しい視点にも関わらず、全くと言っていいほど違和感を感じさせない。むしろ、それが物語に没入感を与える柱の一つになっている。物語の前半はコメデ…続きを読む
最後まで読み終えた時、パズルが完成した様な達成感がありました。最後ひとつのピースがはまって「なるほど…」と。秀逸です。
現実の自分と、作品内の『貴方』のすり合わせをしながら読むのがとても心地よいです。 欠落症という響きにも完全や普通とは何か、様々な考えが浮かぶ作品。
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