概要
魔法の王国で目覚めた彼を待ち受けていたのは、紅の王姫、紅水紅華。
彼女は椿にとって、ヒロインでもなく恋人でもない――サディスティックな《運命の女》だった。
女王国の過去を背負う騎士と主人公の秘密が交錯するとき、訪れる物語の結末は救済か、それとも。
※流血表現が多いのでお気をつけください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!それぞれの姫君に仕える男子二人のバディ系ブロマンス。どんでん返し付き。
現世では結構辛い人生を送っていた少年がある日突然代償大きめの強大な力を手に入れてしまって、その力で異世界の国を治めている少女に仕えることになる転移モノです。
王姫と呼ばれる少女には立場上は政敵(ライバル)になる姉がいて、主人公はその姉の姫を守護する騎士である一見無表情だけど実は思いやりのあるクール系美形男子とバディを組んで、ある殺人事件から始まる連続テロ的な事件の解決のために奔走します。
それぞれに大切な女の子がいる男子二人が信頼を深め、やがて背中を預け力を合わせて敵と戦うようになる過程は、男子キャラしかいないタイプのブロマンスにはない味わいがあってときめきます。
そういう構図ならではの、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!主人公は異世界でお亡くなりになりましたが、それより——
オルドルさんいいよオルドルさん!
ごめんね、ツバキくん(主人公)。私はオルドルさん派なんだ……!
というわけで、まずは30話まで読んでみることをお勧めする。
登場シーンがね、良いんですよ。焦らすかと思ったら焦らさずに30話で出てきてくれちゃうとこからしていい。パーキングエリア級なところもいい。暗さと煌びやかさの絶妙なバランス、その描写が、万華鏡のように妖美。
使う魔法も綺麗。美しい。なのに、なかなか(どころじゃなく)悪辣なところが実に素敵なダークヒーロー! 痺れる!——(人)肉食系なとこまでが、もはや魅力。アルカイックスマイル最高か!
とか言うと、近寄りがたい感じもするけれど、…続きを読む - ★★ Very Good!!相関図を描きながら読もう
「あっ、その人そういう人だったの」が割とあるので、
とりあえず A3 の紙を用意して相関図を描きながら読むと良い。
「つまり、もしかしてこうか?」があれば加筆していくと多分おもしろい。
所々挿入される人物紹介も多分助けになる。
その他の観点 (読みやすさ、傾向等) は3/17記述分とあまり変わらず。
# 以下2016年3月17日記述分
## めんたい
別所で読み始めてから追っているが、最後までちゃんと読みたい一作。
いわゆる異世界転生モノに分類されるか。
メタが好きな人はとりあえずチェック。
おそらくはそういう着地点を狙って書かれているのだと考えられる。
話は同じところを掘り…続きを読む