問．俺は魔王を倒して世界を救った勇者なんだが、それでも税金って払わないとダメなの？

魔王を討伐し、英雄として凱旋した勇者たち。
世界は救われ、王都は喝采に包まれた。賞金、栄誉、自由。あらゆる「報酬」が約束されたはずだった。

だが、真に彼らを待ち受けていたのは——
【高額報奨金並びに高額所得税】。

「なんか納得いかねぇぇぇ！」
勇者がそう叫んだ時から始まるのは、税制、格差、政治、職業、戦災、そして「生きる現実」との対峙。
金持ちはなぜ税を払わないのか？
貧しい者はなぜ搾取されるのか？
そして王国の未来を担う者たちは、その現実をどう受け止めるのか？

魔王との戦いは終わった。
だが、その「後始末」はここから始まる。

とにかく設定がぶっ飛んでいるのに、妙にリアルさをにじませて来る凄い作品です！

魔王討伐後に勇者が税金で苦しみ、思い悩むという話。

これだけ聞くと重い話に聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。

税金、財テク、節税に確かな説得力を持たせた上で、キャラ同士の絡みが実にコミカルで笑わせてきます。

ファンタジーでありながらリアリティ！

喜劇であり、悲劇でもある、緩急の波が押し寄せてくる面白い作品です！

皆さんもぜひ読んでみてください！

　タイトル通り、お約束のファンタジー世界に税金という現実要素をぶち込みました。
　これだけ聞けば、ただのネタ作品なのですが、理屈や設定に説得力があります。そのため荒唐無稽の作品にならず、ある種のシリアスさまで感じられました。

　ある意味では手垢のついた異世界ファンタジー、作者さまの料理次第で凡作にも良作にもなります。無論、この作品は絶品料理です！

とにかく内容がぶっ飛んでいる！

魔王討伐後の勇者のお話なんですが、とにかく世知辛い。

討伐報酬が税引きされるわ、狡く節税技を使うわ、シリアスとコメディ、ファンタジーとリアリティのバランスが絶妙。

コミカルでありながら設定が作りこまれているので、矛盾なく『税金』という新たな視点でファンタジー世界をぶった切っていく。

まさに斬新な視点とストーリー展開が売りの作品です。

税金滞納系勇者というどう反応していいか困るパワーワードが爆誕する！


これは一読の価値あり！

皆さんも是非どうぞ！

ほら、ジョーカーも国税局は敵に回さないって言ってますしw

どういう事？！？！と思ってつい読んだらすごく面白かったww

税金がめちゃくちゃリアル。
世知辛い税金事情に胸キュンです。

そして税率を気にする勇者！！
こんな勇者嫌だ！！と思いつつ勇者の貰った報奨金！どこまで減るのか気になりますꉂ(ˊᗜˋૢ)


金欲のペコニアさんの活躍もお待ちしています|ू•ω•)

勇車対税金の戦いに目が離せません。

王族側のお話は、魔王退治の裏側を覗いているようで、とても面白いです。

続き、楽しみにしています。

勇者×納税という新しい視点！
それだけでもうすでに面白そうです。
おそらく作者さんの経験や感じたこともふんだんに取り入れられる予定なのではないでしょうか？
この先も楽しみです！

命懸けで魔王を討伐した自分には理不尽な徴税が課されながら、逆に無課税の恩恵を享受しているパーティーメンバーがいるという理不尽。

現代日本の状況にも重なる理不尽をコメディに昇華させる。

現役農家の作者の方だからこそ書ける物語であると思います。