概要
仕事はチョー簡単。お椀に水を注ぐだけ。それで2万、全部お前のもんだ
地元の先輩に誘われて始めた怪しいバイト。
水を注ぐだけの簡単な作業のはずだった。
水を注ぐだけの簡単な作業のはずだった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「誰にでも『出来ない』簡単な仕事です」
言葉が軽くなっていると思う昨今の風潮。
「イジメ」は障害、暴行事件だし、「パパ活」は児童買春、児童福祉法違反だし「闇バイト」は詐欺、強盗、ひどい場合は殺人。
軽い言葉を使って、人の記憶に残すことに成功はしたものの、その実態までもが軽くなりがちな時代の流れに対して、この小説はどこまでも確かなタイトルで勝負しています。
闇バイトなんです。
仕事はとっても簡単。
お椀にお水を注ぐだけ。
でも、その際にいくつかの注意点はありますが、注意点はあくまで注意していれば大丈夫な内容だから、注意点なんですよね。
でも、アナタはこのバイト、ちゃんと遂行できるでしょうか?
もし注意されたことを守れなかったら、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!一体何をやらされているのか……身の毛もよだつ、異色のホラー!
並べられたお椀に水を注いでいく闇バイト……なんとも不思議な印象を抱かざるを得ませんでした。
現場は雑居ビルの中、現場監督には明らかなその筋の男……確かに『闇バイト』らしい雰囲気はありますが、仕事内容はただ水を注ぐだけなのです。
しかも、報酬は二万円!
いくら地元の悪い先輩から紹介してもらったとはいえ、これは何か裏が無くてはおかしい……。
もちろん、ありました。
2日目にして作業内容が変わるのですが、それでも主人公は何をやらされているのか、まったく分からず……最後の最後に明らかとなりますが、こちらの想像を遥かに超えておりました!
その仕事は不気味でおどろおどろしく、読み終わった後もゾワゾワ…続きを読む