概要
僕を助けてくれたのは、隣に住むじゃない方アイドル
掛橋透の隣の家には、中学の同級生で一流アイドルグループ『流渓橋(るけばし)37』に所属している橋掛麻衣が住んでいる。公園で酩酊していた掛橋を助けてくれた恩人でもある。掛橋はアイドル活動をする麻衣のことを凄いと褒めるが、麻衣は自らを【じゃない方アイドル】と卑下する。でもそれは謙虚な姿勢ではなく、紛れもない事実だった。
SNSでの麻衣の評価は、この世の人間が書いたとは思えないほど卑劣な内容だった。テレビで楽曲を披露しても、映された時間は二秒もない。そこで掛橋は、順風満帆だと思っていたアイドル生活は、実は地獄のようなものだと知った。
SNSでの麻衣の評価は、この世の人間が書いたとは思えないほど卑劣な内容だった。テレビで楽曲を披露しても、映された時間は二秒もない。そこで掛橋は、順風満帆だと思っていたアイドル生活は、実は地獄のようなものだと知った。
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