花の魔法は役立たずと言われましたが、王家直属の騎士に「白薔薇」と呼ばれ見出されました

花の魔法は戦争に役立たず。
そう笑われてきたリサ・エルディアは、社交界でも居場所を見つけられず、ひっそりと生きる道を選ぼうとしていた。

しかし、王家直属の黒衣の騎士――ディー・クロウフォードは見抜いていた。
「君の花は、人を癒す力か。それとも王国を滅ぼす力か」

王国を過去に焼け野原に変えた“共鳴魔法”の系譜。
その疑いをかけられた令嬢は、“白薔薇”と呼ばれ王家の庇護下に置かれることに。

冷徹な騎士と花魔法の令嬢が出会うとき、王国の運命は大きく揺れ始める――。

🌹花と恋と陰謀が絡み合う、中世風ファンタジーロマンス。