概要
君は幸せだったかい?僕はね…。男は女の手を取り囁いた
(魔法のiらんどに投稿しようとして三千文字を超えたので投稿しました)
冬のある日男に助けられた女は、桜咲く春になって男の元にやってきて花嫁となった。
貧しいながらも幸せな日々を送り、子宝にも恵まれたが、男は体調を崩すようになった。
病み衰えながらも、差し伸べられた手から伝わる想いとは…
人と人ならざるものは愛を得てどうなるのか。
これは人と人ならざるものの恋愛奇譚
冬のある日男に助けられた女は、桜咲く春になって男の元にやってきて花嫁となった。
貧しいながらも幸せな日々を送り、子宝にも恵まれたが、男は体調を崩すようになった。
病み衰えながらも、差し伸べられた手から伝わる想いとは…
人と人ならざるものは愛を得てどうなるのか。
これは人と人ならざるものの恋愛奇譚
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!お互いを思いやる姿。それがとても真摯で純粋で、強く心を打たれます
とても美しい物語でした。
心優しい男。そして彼を想う女。その二人が強く互いをいたわり合っていて、「あなたは幸せでしたか」の問いがとても強く響いてきます。
行き倒れていた女を、一人の男が救う。やがて、女は男のもとに居続けるようになり、二人はやがて夫婦になる。
女はどこか特別な存在だということが、読み進める中で自然と伝わってきます。そんな二人が通常の夫婦のように添い遂げられるかというと、きっと難しいだろうということも。
でも、「幸せかどうか」は別問題。お互いの気持ちがあれば、どんな結末を迎えようとそこには確かな「何か」が残る。
この物語の「続き」ももしかしたら存在するのかも…続きを読む