【推理士・明石正孝シリーズ第１０弾】鎮魂の拳（こぶし）ー祖父殺人事件ー

明石の祖父が亡くなったというショッキングなシーンから物語は始まる。
しかも他殺だという。
メジャーリーグの大沢選手のサインいりバッドで殴られ、後頭部を柱で打ち付けていた。
なくなったものは財布とサインボール。

家の鍵は玄関横に隠してあった。
果たして犯人は誰？
作品の中で挑戦状を突き付けられるのだが、まだ登場してない人物だという。
だったらわかるわけないやん。
早々にお手上げ。

今回は明石の相棒（そう認められた）三上がお手柄。
この二人、何ともいい味出してるねん。

犯人が逮捕され、お墓参りでお祖父ちゃんに習った武道を披露するところで幕を閉じた。
おもしろくて楽しかったあ！

推理士・明石シリーズの新作は、明石の祖父が殺されてしまったと言う悲しい事件で幕を開けます。だからこそ、今回の明石君の心はいつも以上に「解決」に燃えているのを感じます！
事件解決の鍵を握るのは、意外なものばかり？！三上君のさりげないアシストも光ながら、明石が導き出す事件解決への手立てとは？！そして「鎮魂の拳」の意味とは？！

今作も起承転結が上手く纏まって、ストンと腑に落ちる素晴らしい物語です。ぜひ、皆様も読んでみてくださいm(__)m

推理士：明石の祖父が殺害されてしまうという本作。

身内の死に当初は動揺をみせる明石ですが、すぐに冷静さを取り戻して鋭い推理を展開するところは推理士の面目躍如といったところ。

今回は読者への挑戦が挿入されていますが、ヒントは作者のエッセイ「風のように雨のように猫のように」の中に隠されているかもしれません⁈

ぜひ挑戦されてみてはいかかでしょう( ´∀｀ )

刑事でもない探偵でもない推理の専門家　そんな推理士と呼ばれる人の推理を読者が推理するという物語。
いろんな人の名前が出てきて楽しい作品。
一度お読みになられては！

　大変です！
　推理士・明石くんのお祖父さんが殺されました！
　明石くんと三上くんがすぐに駆けつけて、犯人を推理していきますが……

　最後は読者への挑戦状にもなっているため、ここでは推理の材料も明かせないのですが。
　明石くん、お祖父さんを喪って、心の中のつらい気持を抑えての推理、ご苦労さまでした。

　県警本部の非公式アドバイザーとしても活躍している、推理士の明石。

　今回の事件は、明石の祖父が何者かに殺害されるというショッキングなものでした。
　明石は相棒の三上と共に、捜査に乗り出します。

　祖父の行動や家の様子、そして消えたサインボールの存在など、さまざまな情報を元に明石は推理を進めていきます。

　第3話には、明石の相棒三上から読者への挑戦状が用意されています。

　さて、どのように捜査すべきか……。
　明らかになっている情報を繋ぎ合わせて、推理に挑戦してみてください。