概要
ある刑事のプロポーズ。
三年で三人だ。
若者が、臓器をくり抜かれた状態で遺棄されている……。
若者が、臓器をくり抜かれた状態で遺棄されている……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!~「よく食べる彼女が可愛い」その先に待つもの ~
「部長、うっかり出社する」と並ぶ朱実孫六さんの代表作です。2014文字・全2話・完結済み。
ある刑事のプロポーズ、料理上手で食いしん坊な彼女との甘い食卓、そして「三年で三人、臓器をくり抜かれた状態で遺棄されている」という事件——この二つの情報が最後の一行で繋がった瞬間、読み返したくなる衝動が来ます。
「キーワードをひとつひとつ拾いながら読んでほしい」というレビューの言葉通り、伏線の置き方が精巧で、2014文字という制約の中でホラーと恋愛と猟奇サスペンスが綺麗に同居しています。「部長」と合わせて読むと、朱実孫六さんの「叙述の刃」の鋭さが改めて分かります。 - ★★★ Excellent!!!美食家の恋人が隠し持つフォアグラの闇――甘い食卓から一転する美食ホラー
『美食家の彼女』は、「よく食べる彼女が可愛い」という甘い日常から、ラスト一撃で“美食ホラー”へと反転する構成が見事な短編です 😋➡️😱
冒頭から中盤までは、料理上手で食べることが大好きな彼女と、その様子を微笑ましく見つめる刑事の“僕”という、ほのぼのカップルものの空気が続きます 🍷💞
彼女が作る料理はどれも手が込んでいて、素材にもこだわりがあり、「こんな彼女がいたら最高だな」と読者に思わせるくらい、食卓の描写が温かくておいしそうです 🍛😊
甘い恋愛描写と猟奇的サスペンスが、短い文字数の中で綺麗に噛み合った、後味の強い一篇だと感じました。読み終えたあと、「美食家の恋人」という言葉の見え方…続きを読む