美しい青年が心を通わせた一本の樹。妙なる言葉で語られる、樹の精と青年の温かい物語。読んだあと、澄んだ気持ちになれました。
2020/12月からカクヨムで書き始めました。書くものは、お馬鹿なコメディが多いです。 まだ、どうしていいかよくわからないので、失礼な事をしてしまったらごめん…
時間というものは流れゆく。ある一本の桜の樹が、その流れを見つめていた。激動の時代といえば、その通りなのだろう。その中で考えればほんの少し、それでも桜と人とが心を通わせた。人の世はうつろう。人は去…続きを読む
桜の樹が語ります。ある時その樹が出会ったのは、ある一人の男性でした。桜は彼と心を通わせます。それは人と同じく、恋といえるでしょう。美しい言葉で語られる樹の言葉に聞き入ってしまいます。どう…続きを読む
この作品のヒロインはなんと桜の樹です。意思を持った彼女は、上品な口調や樹ならではの愛らしい感情表現で豊かに自らの物語を語ります。言葉を交わせる人間に名前をつけられ、交流を重ねて想いを通わせていくそ…続きを読む
お聞きください、葉擦れの音を。それはきっと、彼女の囁き声に違いありません。あなたも、立ち止まって耳をすませてみてくださいまし。この桜は、心を持ち、あるお方と出会い、そして名を賜ったのでございま…続きを読む
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