晴レノ日　鈴鳴リ

晴男と鈴は小さな頃からいつもそばにいた。
４歳上の晴男がずっと大好きだった鈴。
妹の同級生で虐待される鈴がいつも可哀想で可愛がっていた晴男。
二人は仲良く平和な日々を過ごしていた。
しかし第二次世界大戦の開戦により、その平和な日々がおかされつつあった。
晴男は陸軍航空学校への受験を決める。
皆を…鈴を守りたかったから。

この時代を生きた二人の切なく幼い愛の物語。